眠れぬ夜のひとりごと。

タイトル通り、眠れない夜の暇潰しにやってます。半分寝てて誤字多いです。

スイミングスクールと私の闘いもどき

前記事で書いた大嫌いな◯◯◯幼稚園は、正課の中にスイミングがある。年中組になったら、通年でスイミングが始まるのだ。

 

もちろん、あのボロい園舎内に屋内プールがあるわけもなく、委託事業をやっている近隣の大手某スイミングスクールと幼稚園が契約し、年度末に回数分の費用を徴収される。当然ながら、回数分先払いのため、欠席しても返金があるわけもない。

 

まず、これは幼稚園への不満なのだが、『翌年度にこれをやるから何々を使う』と毎年決まっているものであっても、前年度の春休みに告知してくるようなことはない。新年度が始まってから案内プリントが配布され、あれをいつまでに持って来いこれを買いに行けと言ってくる。

 

春休みに準備させてくれ。

 

このスイミングスクールもそうだった。スクール指定の水着と水泳帽を、各自そのスクールへ買いに行けという案内が、年中組の年度始めに配られた。友達と電車に乗って買いに行ったが、今考えたらメルカリでよかったよねこれね。洗濯には自信あるし、サイズアウトした新品とかバンバン売ってるし。

 

そして、じゃあその

 

『うちはスイミングもやってます!』

 

とご自慢のスイミング授業、どれくらいやっているのかというと…年長組は年中組より少々多いものの、多くて月に2回。

 

激烈無意味。

 

そして、月に1回や2回しか泳いでいないのに、年に3回くらい進級試験がある。3回もあったかな?まあ、多分、学期に1回くらい。合格すると連絡ノートに進級ワッペンが挟んであって、入会しているスクール生がワッペンを紛失したときなどに購入する価格の倍の金を請求される。

 

倍額分、さて、スクール側に?園側に?

非会員だし、少額なので、どうでもよいが。

 

さて、『月に1回か2回、夏も冬も水に慣れに、楽しくプール行きますよ〜』なら何の文句もない。気にしなければいいだけの話かもしれないが、気づいてしまう私みたいな人間には、まざまざと見える…

 

幼稚園とスクールの癒着

 

幼稚園側では、

 

『卒園までに22級に合格し、

プールを1日も欠席しなければ、

卒園時にメダルを授与する』

 

というニンジンがぶら下げられるのだ。

 

まずこれ、めちゃくちゃ引っかかる。

癒着云々の話の前に。

 

なぜ『皆勤は皆勤』

『進級は進級』で表彰を分けない?

聞いた話だが、解熱剤を飲ませてか座薬入れてか、冬場に皆勤狙いでプールに行った子がいるとかどうとか。ほらな、そんなことなるやん。

 

 

癒着の話を書くとデカ文字にしておいてスッポ抜けていたので追記。

 

なぜ、癒着があるんじゃないかと私が思うかというと、年中組からスイミング授業が始まり、しばらくして分かったのだが、メダル獲得条件の『22級』が絶妙だな、ということである。

 

子供は、初めての進級試験には不合格、聞けばほとんどの子が不合格だったらしい。そして、二度目のテストでは合格でひとつ級が上がった。このときは、大勢が合格したと聞いた。年間のテスト回数を学期ごとの三回とすると、

 

1回目不合格→2回目合格でまず24級に。

3回目不合格→24級のまま年度末。年長に。

4回目合格で23級、ここで夏休み。

残るテストはあと2回と考えると…

 

ラスト1回で確実に合格できるならいいが、ちょうどその頃に夏季特訓の案内を子供が持ち帰ってくる。夏休み前に23級に到達した子の親はもう22級が目の前、24級の子もまだ間に合うだろう。それなら、値段もそんな高いわけじゃないし、夏や冬の集中特訓に行かせてみよう!もしくは家が近い人とかだと、新規入会する人もいるだろう。

 

スクール側は委託事業で非会員の団体(◯◯◯幼稚園園児二学年)を受け入れ、その中から会員になってくれる子や夏季冬季などの短期特訓に何度も申し込んでくれる親子がいたらいいなと思うはず。別にそれは悪いことでも何でもない。でも、何もなかったら親のほうも『幼稚園から行ってたまに入れるからいいや』となるところを、幼稚園がニンジンぶら下げて22級という普通にやってて取れるか取れないかのギリギリラインを突いてきたなぁーなんて思って。

 

幼稚園のプリントには、お休みせずに22級を目指し、ごほうびメダルがもらえるようにがんばりましょう!!とか書いてあった。煽りに見事乗る私。

 

それから。メダルって、どうせ紙とかで作ったショボいやつやろ?…と思い、幼稚園の写真販売サイトで卒園式の写真を見てみると、小さいながらまあまあなメッキメダルが、式典後の最後の帰り会みたいなので授与されており、ある子とない子の差は歴然…と私には見えた。

 

メダルをかけた子は、その後の写真全てでメダルを誇らしげに首にかけて写真に写っている。その子の努力はすごいと思う。素敵なメダルだと思う。

 

と、いうことで。

 

私達親子もその誇らしいミニメダルを目指してみることにした。その時点で我が子は24級。試験は残り3回として、大体いつも2回目で上がれたらいいほう。つまり、幼稚園からのスイミング授業だけでは無理に近い。

 

さあ、どうするか。

 

皆勤は運だけど、級はある程度のお金で買えることに、この年の母親なら気づいてしまうのである。癒着に気づきながらも、数百円で売っていそうなメダルのために、財布を開けてしまうのである。

 

調べてみるとどこのスイミングスクールでも、長期休暇中に短期集中訓練教室みたいなのが開かれている。私はたまたまベビースイミングで幼稚園と同じスクールに下の子と通っているので、早速情報収集してみた。

 

ところが。

調べなければならないことがふたつあった。

 

  1. 子はスクール会員扱いになるのか
  2. テスト合格でワッペンは貰えるのか

 

まず、こういう短期訓練みたいなのは、どこのスクールも当然ながら客集め、非会員向けにやっていて、もう入校している人は基本的には受講できないそうだ。これは、『幼稚園から来ている子は正会員ではないため大丈夫。むしろ案内を園から配布している』とのことでクリア。

 

そして、問題の短期訓練期間終わりに受けるテストに合格したら、ワッペンが貰えるのかどうか。これは、複数の関係者に聞いた。スクールの事務の人、スクールのコーチで育休中でベビークラスに生徒として来てる人、幼稚園の先生で我が子が短期特訓に行った人など。

 

合格すれば貰える

 

とのことで、こりゃ申し込むしかないでしょ!

だって、週一回だけの正規入会の月謝めっちゃ高いやん!!でもこれなら短期集中で負担も少ないし、割引もきいて、サイコーやん!

 

…とネット予約開始初日に気合十分で申し込み、ベビースイミングの帰りに支払いや手続き、説明を聞いてきた。

 

が!

 

何だかおかしい。

聞いてきた話と違う。

最近人の運も悪くて、一歩早かったら顔馴染みのフロントスタッフさんに説明してもらえたのに、全く知らない上に早口で説明のわかりにくい人に当たってしまった。

 

何もかも厄年のせい。

 

『短期特訓と正規の会員のカリキュラム内容は違いますので〜、え〜、その後もしご入会ということになりましたら、級判定があって、その級からスタートですよということでー、ワッペンは勿論お渡しするんですねー、そして、まあ考えてきますっていう方にも、入会した場合の目安の級はお伝えさせて頂いてましてー、あ、◯◯◯幼稚園からのお子さんは、えーと、また別に見極めっていうのがですね、あって』

 

『で、えーとですね初日に級判定ていうのがありましてね、今、幼稚園のほうで24級ということですけど、そこからスタートかどうかも当日の級判定でどのクラスに入るかはわからないということになってましてね、はい、カリキュラムが違いますのでね云々』

 

 

は?

 

どどどどういうこと?

ほんまに意味わからん

えっちょっと、どういうこと?

 

ダメ親大混乱(笑)

 

なぜかは知らないのだが、短期特訓に参加した◯◯◯幼稚園の園児だけ、特訓最終日のテストに合格して目安級が出ても、9月第1回目の幼稚園から行く授業のときに再度『見極め』を他のお子さんとは別メニューで行い、そこでも合格判定ならワッペンを渡すという

 

ド初耳

 

なことを言われ、4回分申し込んじゃうぞー!と意気込んでいった私、しおしおに萎れ、(無料キャンセル期間もあるし)とりあえずじゃあ…2期間で…とその場で受講カードを貰ってハテナマークだらけで帰宅した。

 

え?どういうこと?

まじで。うん、まじで。

 

◯◯◯幼稚園に通ってない非会員は、見極めないんよね?で、入会した子はそりゃ、最終日のテストで判定出た級からスタート。入会しなかった子も、ワッペンはまあ必要ないからいいにせよ、入るなら何級ですよとテストは1回。

 

なぜ、うちの幼稚園の子は、

特訓期間から1ヶ月とか経った9月に、

またテスト?で、久々にやってみて、

忘れてたら、特訓で言われた級剥奪?

 

いやいや、わかるのよ?

わかるわかる。

入会するか否かで対応違うのはわかる。

商売だものあったりまえ!

 

でも、

 

あっワッペン遠のいたし

キャンセルの方向で

 

と…私はなってしまってですね…

 

まあ、何も知らずにそこで初めてそれを聞いていれば、あーそうなんだって思っただろうけど、3人とか4人、しかもそこのスクールのフロントさんやコーチにも聞いて、『テスト合格でワッペン貰えますよ』と言われていたのだから、正直、話が違いすぎると思ってしまった。

 

家に帰り、楽しく泳いで寝ついた下の子の姿を確認し、スクールに電話。もう、キャンセルのつもりで電話。

 

そしたら、今はフロントスタッフだがコーチもやっていたという人に代わり、また1から説明された。ほんの一時間前にスクールで早口さんから聞いたこととまた違うことがあったりで、混乱のあまり…そして誰もかれもの言うことが違う、電話申込のときは見極めの『み』の字も言わなかったのに、何でお金払うときになって突拍子もなく出てきたんだ?と思うと、言い方がどうしても、柔らかくならない…話が違う!という気持ちが、嘘つかれたの?という苛立たしさが、口調に出てしまう。

 

電話の向こうでは、

 

『◯◯◯幼稚園のお子さん方には決してお安くはない費用を幼稚園を通してお支払い頂いてて〜、こちらでも◯◯◯幼稚園さんのお子さんのことは大切に思っててどうのこうの〜』

 

『え?24級以下からスタートみたいな説明…?いえっ、それはないです、あの〜(その後そこの独自の進級システムについて語られる)何々ですので、それは大丈夫です!ハイ!』

 

『確かに9月にテストというか、あるんですけどー、うーん、そうですね、それは…はい…特訓では合格だけど忘れててそこで不合格は…ない〜とは言えないですね…』

 

『ただ!子供さんはもう吸収が早いので!体が覚えてて云々』

 

そこでついに私は、

彼女の熱心な言葉を遮ってしまった。

 

『すみません、もう一度お尋ねします。つまり、短期特訓そのものだけが、進級とワッペンには繋がらないという認識でいいですか?それなら、それでいいんです。ただ私も、受かればワッペン貰えるよ!とか聞いてこれはいいな!と思って、同じ幼稚園のお母さん数人に勧めてしまったりしたもので…私が嘘を言ったようになるのも不本意というか…人間関係に響いてもつらいので、そこだけ、確認したいんです』

 

(事実。5人くらいに言った。

後に書くが、申し込んだ人もいる)

 

そしたら相手の女性、

 

『いえ!無意味ってことは絶対ないです!ワッペンに繋がらないってことも、ほんと、ないです!短期でグンと伸びますから!お友達の方にもぜひ、それはお伝えください!』

 

なんか…必死に言っている。

 

いや、本当私のそのときの心境は、『もう友達の誰かがネット申込とかしてたらどうしよ…ヤバイ…』でしかなく、もう一度よく考えてみます、長々とお電話してしまい失礼しました、と電話を終えた。

 

その翌日、上の子が近所のお友達のお家に遊びに行ってて、迎えに行ったらママが一言。

 

『短期プール申込してきたよ〜』

 

がーん(泣)

私…やらかした…かも…

 

もうそのとき9月の見極めテストのことをどう説明したのかも覚えてないけど、そこで彼女がこう言った。

 

『あれ、私ちゃんと同じ日程で申し込んだつもりが…2期間目がズレてる…どうしよう』

 

私は下の子がベビー会員なので、スクールの電話番号を携帯に登録してあり、じゃあすぐかけられるし私が聞いてみるわと即電話をかけた。最初は、日程変更したい場合はどうすればよいかを普通に質問したのだが、名前を聞かれたので、

 

『あっ、私はベビー会員の何々で、特訓二回申し込んでるんですけど、私ではなくて友人が変更したいようなんです。今、隣にいますので、ご本人に代わります』

 

と伝えて彼女に携帯を渡した。

 

『変更後のカード郵送してくれるって!』

 

そこでその話は終わり、まあ、二回とりあえず行くかもうちょっと考えようかぁ。キャンセル可期間もあるし、その前にもう一回幼稚園から行く進級試験もあるしねーとか話しつつ、『見極めテストのこと知らなくて本当にごめんね』と謝って、夕方だったので、お暇した。

 

そして、そのまた翌日、

昼寝してたら携帯が鳴った。

スイミングスクールと表示されている。

 

何?

ベビーの月謝でも落ちてなかった?

とか思いつつ、はい…と寝ぼけ声で出た。

 

『◯◯◯幼稚園から特訓に来てくださるお子さんにも、テストに合格したらワッペン引換券をお渡しし、9月の見極めテストは無しになりました!』

 

え?これ…私がクレームつけた感じになった???それとも、今隣に紹介した人がいるから代わりますっていう、その人の家にいるなんていう激レアシチュエーションだったのを、都市伝説的にその存在を耳にするボスママ的な存在だと思われた?何だ?何で?

 

いや、さすがにそれはないよな。

だって仮に私が幼稚園仲間を5人を紹介というか連れて行ってて、2、3期間申し込んで、やっぱキャンセルしますってなったところで、スクール側はそんなに痛いこともないだろうし。

 

とか色々考えをめぐらせつつ、その後も、ハイ…ハイ…みたいになってる私に、先日電話したのと同じ女性がハキハキと続ける。

 

『やはり◯◯◯幼稚園のお子さんは、カリキュラムが正規クラスと違うといえども、普段は同じテストを受けて頂いていますし、こちらとしても名簿で◯◯◯幼稚園さんの子というのは把握して指導させて頂くので、合格された場合とワッペンは担任の先生を通じて9月にお渡しすることにはなりますが、特訓で頑張って合格してもらえれば、そして複数期間の申込を頂いているので、可能性も高いと思います!』

 

と続けた。

 

そうだ…あのグダグダの電話の中で『正直、◯日間の短期特訓で泳力向上は期待していない』『(スクール側は知らなかったそうだが)幼稚園側がそういう目標というかハードル、報酬のようなものを設けているので親としてはテスト合格の場合にワッペンを貰えるのかが最も気になる点だ』などと言ったことを、

 

そっと思い出した…

 

それからまた数日後、特訓行こうか日程はいつにしようか悩んでいると言っていた同じクラスのママが『申込に行ってきた』と連絡をくれた。この人にも、見極めテストのことは話してあった。

 

『普通に、特訓最後のテスト合格でワッペン貰えるって言われましたよ〜』

 

当然言わなかったけど、

そうしたのは、もしかすると、

私かもしれないんですよ…と内心思いつつ、

楽しみですね!みたいな返事をした。

 

 

 

 

そして、今週。

上の子は幼稚園から行くスイミング授業の進級テストを受け、バスを降りてきた。何も言わない。受かっていれば、言うはずだ。あ、落ちたのねと思っていたら、

 

連絡帳に23級ワッペンが

普通に挟まっていた(笑)

 

合格してるんやんかぁー!!

 

ただ、その日は前記事の幼稚園辞めてしまおうか事件と重なっていたので、泣きそうになるのを堪えて顔を作って褒めて、合格が嬉しいと伝え、いつもはそう簡単に開けないプリキュアグミをご褒美に食べていいよ〜と言った。

 

今週の試験で23級を取ってくるかどうかが、かなり大きな分かれ道かなと正直思っていた。いや別に落ちてても、あらまーそんな簡単にいかんかーぐらいにしか思わなかっただろうし、本人にはほとんど何も言わなかったけど。ただこれを合格してきたので、夏休みの短期特訓の最初から23級のクラスを受け、目標の22級になるためのテストをこれまた最初から受けられるのは大きいと思う。

 

さあ!めざせ!22級!

早割利くうちにもう1期間申し込もうか?

なんて思ったりしている(笑)

 

受かったら受かったで、体調管理にまた必死にならないといけないんだけどなこれが。

 

メダル、遠し!

 

でも子供は、友達と夏休みにプールに行ける!と喜んでいるので、私はもう、付き添いを頑張るのみ(笑)

 

そんな、お話。

 

 

あ、画像がないわ、なくていいけど、

なんか統一感が気になるので(笑)

最近買った、ベビースイミング用キャップ。

顔デカイし巨体なのにまさかのピンク。

 

…ワイドタイプ(笑)