下の子はまだ1歳5ヶ月。
幼稚園なんて、三年保育で考えてもまだまだ先の話。再来年の話なんだから、気にもしなくていいはずだ。
が、そうもいかない。
もし、今上の子が通っている幼稚園のプレ保育に申込をする場合、
もう今年の秋に申し込む
ことになる。実際に通うのは翌年の5月くらいからだけど。上の子の四年保育で疲れ果てた私は、もう正直今の幼稚園に下の子も通わせたいという気持ちはガタ落ちだが、保険をかけておかないと、
入れる幼稚園がない
という事態に陥るかもしれないのだ。
そしてそのプレ保育は週に1回、当然まだ園児ではないので送り迎えが必要で、親子分離になるまでは親も一緒に工作やら何やらに参加しなければならない。想像しただけで無理。そういえば、上の子のときは月1の園庭開放に数回行ったが、暑いとか眠たいとかそんな理由で、途中から全然行かなくなったな(笑)月1でさえそんな有様だったのに、週1回とか、無理。
上の子の通う幼稚園は、バスが出ているので普段は特に困ることはないが、まず、自宅から自転車で通うとなるとなかなかに遠い。往復すると寝込むレベル。始業式とか日曜参観とか、年度のはじめから結構幼稚園に駆り出される。遠足や宿泊保育の集合場所は幼稚園近くの公園だったりで、そこへ送り迎え…となると死にそうに疲れる。
自宅から近いところにも幼稚園(以下、現在上の子が通っている幼稚園をA、自宅近くの園をBとする)は一応あるのだが、兄弟姉妹枠でほとんどが埋まり、残りは抽選で、それもなかなかの高倍率だと聞いて愕然とした。
実際に抽選に外れ、A幼稚園に来ている人が同じクラスにいるが、朝も早くから並んで、割り箸クジを引いて先っちょに色かテープか知らないが、当たりの印がついていたら入園できるらしい。
上の子は誕生日が早く、満3歳で入園させたかったために、三年保育しか受け入れをしていないB幼稚園を選ばなかった。今とは違って当時はそこまでの激戦ではなかったと聞くので、後の祭りすぎる話だが、上の子をB幼稚園に通わせていれば、今頃は弟妹枠があるから余裕〜なんて思っていたのかもしれない。
『近いにこしたことはない』
これは結構痛感している。
A幼稚園に突然の用事で行くときは、車に乗れる実家の両親に頼んだりしていたが、親だっていつまでも動けるわけではない。B幼稚園の距離なら、今から来いと言われても10分もかからず行ける。
そんなB幼稚園はプレ保育もなく、
もうそのクジ引き一発勝負らしい。
そして、私の住む自治体では、私立幼稚園の願書提出日が同じ日。つまり併願が難しい。A幼稚園は面接もなく入園金をおさめるだけの先着順だが、親子で来るようにと募集要項に書いてある。
何となく好きではなくなってしまったA幼稚園、まあデメリットは遠いのと、ちょこちょこ腹立つことがあるくらいのもので、何よりも制服を始めとした学用品を下の子に使わせることができる。それから、ムカつきつつも自分がもうA幼稚園に慣れているというのもひとつある。
幼活はほぼこの二択。
公立園はあるにはあるが、区内の端っこで自宅からかなり遠い上、毎日送迎、毎日弁当。それは無理。家の目の前にあれば大丈夫かもしれないけど、とにかく無理。選択肢から除外…
時々もうあと2園くらいバスが走っているのを見かけるが、ひとつはちょいお受験園で場所も遠く、もうひとつは遠い+保育園と一体になったため、幼稚園枠の募集人員が大幅に減った。後者は遠いだけでなく、凄い坂道をのぼって行かなければならず、急に来いとか言われても無理…帰りはゆずの歌でも口ずさみながら坂を下れるけど。
私の理想は、最後の子育てだし、もう少しのんびり家で見ていたい。でも、AもBも二年保育の募集はなく、早生まれで3歳になったばかりの下の子を幼稚園に入れなければならない。もちろん、それまで私と家にいて子供が退屈するかもしれないし、私に限界がくるかもしれないけど、選択肢としてはあってほしかったな。
昔なんて、幼稚園は二年保育のほうが多いくらいだったのに、今や入園前からプレで通うとか、時代は変わったのねーと少し切ない。
そして、まだこんな歩き始めの、パパママわんわんを言い始めたばかりの赤ちゃんの幼稚園をどうするか、考えることさえ何だかしんどい。