眠れぬ夜のひとりごと。

タイトル通り、眠れない夜の暇潰しにやってます。半分寝てて誤字多いです。

神社めぐり3【神戸八社巡り】

神戸八社巡りをしてきた。

自分でもよく行ったなと思う

 

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(生田神社をゴールにしていた)

 

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(八社全ての御朱印

 

神戸八社とは、生田神社の裔社である八つの神社。八社巡りそのものが厄除けになるとも言われている。生田神社をつくったとされる神功皇后が、「神のお告げ」を聞いて生田神社周辺の八社を巡ったとされ、神功皇后が訪れた順に、

 

 

と名前がつけられたと言われている。八社巡りはどの順番で周ってもよい。

 

ちなみに、六宮神社と八宮神社は同じ場所にある。八社巡り、結論からいうと無事に全て行って、生田神社にも行って終えることができた。そこまでに起きたことは、ほぼ私の注意欠如が原因ではあるものの、ときにドラマや小説のようだったり、バラエティ番組のようだったりした。

 

思いつきで適当に出発!

 


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神戸八社巡りの存在を知ったのが前日くらいで、「今日家に誰もいないし暇だし、行ってみるか」と昼前に大阪を出発。

 

何で行こうと思ったのかは自分でもわからないが、行ける元気があったのだろう。そして、大阪の御霊神社で書置き御朱印御朱印帳に貼ってからは書置き御朱印もいいなと思い、大きな目的は生田神社の12月御朱印を頂くことでもあった。

 

ネットでモデルコースが紹介されていたり、実際に神戸八社巡りをした人のブログをいくつか読んだが、家が神戸にあったとしてもさすがに出発が遅かった。思いつきだもの、仕方ない。

 

近くの駅から電車に乗ったのが11時頃、三ノ宮駅に着いたのが11時半頃。神戸市営バスと地下鉄乗り放題カードを買って、大学時代毎日乗っていた市バス2系統阪急六甲行きに乗った。

 

神戸のバスに乗るなんて一体何年ぶりだろう?と懐かしくなりながら、加納町3丁目という停留所で降りて、一宮神社と二宮神社へおまいりに。

 

神戸八社巡り、前半スタート。

 

一宮神社

神戸市中央区山本通1-3-5

 


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加納町3丁目のバス停から近かったが、方向音痴なため、普通に迷った。Googleマップのルートから外れてしまう私。

 

おまいりして、手書きと書き置き両方の御朱印をいただいた。書き置きの限定御朱印は「ロウバイ」。一宮神社は、阪神淡路大震災社務所が倒壊し、再建するときにロウバイの木が植えられたそう。冬にロウ細工のような黄色の花が咲いて甘い香りが境内に広がり、蜜を吸いにきたメジロを描いた御朱印メジロだったんだ、ウグイスだと思ってた(笑)

 

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ロウバイの花)

 

二宮神社

神戸市中央区二宮町3-1-12

 


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一宮神社から近い。私は迷ったけど。ここは勝負ごとの神様がいるとのこと。そして、嵐の二宮くんと同じ名前なので、ファンが訪れることもあるとか。ここでもおまいりして、御朱印を書いてもらった。授与品にはお守りなどの他に「にのてぃ」というTシャツもあった。

 

多分、大学時代に前を通ったことがあったと思うが、忘れた。さて、次は三宮神社を目指し、着いたときとは反対側のバスに乗ればすぐ着くので、市バス2系統三宮神社行きに乗った。停留所のほぼ真ん前にある。

 

三宮神社でおまいりして御朱印を書いてもらおうと思ったら…

 


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着いたのが13時頃。社務所の貼り紙を見て衝撃!御朱印と授与品の授与時間は「14時〜15時半まで」だった。でも、それがここでよかった。他のところだったら心折れてた。ということで、あとで戻ってくることにして、次の四宮神社を目指すことに。

 

後ろには元町大丸が写っている。場所の感覚としては完全に元町だし、各線元町駅からも近いが、住所はここが三宮町になっている。

 

三宮神社から、2系統のバスで地下鉄三宮駅前に戻ってすぐの地下鉄三宮駅から行けば早かったのに「最寄駅が地下鉄なら、地下鉄の駅構内でさっと乗換えできるだろう」と思って、海岸線の旧居留地・大丸前駅から三宮駅に戻った。

 

海岸線のホームから西神・山手線のホームはもうこれだけで1駅あるよね?と思うほど遠かった。

 

 

四宮神社

神戸市中央区中山手通5-2-13

 


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神戸市営地下鉄西神・山手線の県庁前駅から徒歩5分。私は当たり前のように迷った。弁財天を祀っている神社。兵庫県庁のすぐそばにあるので、県庁ともゆかりが深いそうだ。

 


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またもや貼り紙にビビる。

 

「しばらく休ませて頂きます」って、社務所が開いてないってこと?!と焦った。御朱印を書いている方が手を怪我して療養中で、普段は月替わりの花を御朱印にひとつずつ描いているが、絵を描くことのみをお休みしているとのことだった。花の絵のことを知らなかった私は、御朱印を書いてもらえただけで大満足。御朱印に花の絵がないことを申し訳なさそうに言ってくれたが、手を怪我している中書いてくれてこちらこそ申し訳なかった

 

社務所に二人いた女性はお母さんと娘さんで、とても丁寧に色々と教えてくれた。「三宮神社御朱印は1時間半しかもらえないから、後回しにせず戻ったほうがいいこと」「バスや地下鉄よりも歩いて行ったほうが早いこと」を教えてくれた。歩いて向かった三宮神社は、確かに道も平坦で途中はゆるやかな下り。

 

三宮神社へ行く途中に、つい数日前娘と歩いた鯉川筋や、市バスの7系統の元町駅前バス停を見ながら行ったのに…三宮神社から五宮神社を目指すとき、また特大のミスをしてしまうのだった

 

三宮神社

神戸市中央区三宮町2-4-4

 


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戻ってくると14時を少し過ぎたころ。無事に御朱印を貰うことができた。市バス2系統で通学していた頃は、行きは阪急六甲行き・帰りは三宮神社行きに乗っていたが、手前の地下鉄三宮駅前で降りていたので、当時はこの神社をあまり認識していなかった。最近、娘達と神戸に行くときよく素通りしている神社だった。

 


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御朱印と、本殿の真下にあった干支と方角のなんか。寅年生まれなので、ここで撮ってみた。このとき、小銭がなかったので、「2回来たから許して」とお賽銭を入れていない(笑)

 

元町はまた来月行く予定なので、近いしそのときにお賽銭を入れてこようと思う。

 

五宮神社は少し離れた場所にあり、通っているバスは7系統のみ。携帯で7系統の時刻表と停留所一覧のページを開いた。このとき確実に見た記憶がある。ほんのさっき目の前を通った「元町駅前」が一覧に載っているのを。

 

でも私はやってしまった

 

ほんのすぐそばにある、乗ってきたのとは反対側の三宮神社バス停から、三宮駅に戻ったのだ

 

三宮駅前のバスターミナルなら、何系統だろうとすんなり乗れるだろうと思ったのか、元町駅前へ歩くよりもこんなにそばにバスがいるから乗ればいいやと思ったのか…何を考えていたのか自分でもわからない

 

地下鉄三宮駅前でバスを降りて、バスターミナルへ行ってみると…

 

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ここ。めちゃ遠い。

 

地下鉄三宮駅前停留所からめちゃくちゃ遠かった。インフォメーションで場所を聞いて、またターミナルの真ん中辺りに戻って、陸橋を渡って、やっと着いた。しかもバスは出たばかりで、ここで10分くらい待った。

 

五宮町停留所へ行くのは7系統だけ。落ち着いて停留所一覧と時刻表を見て、元町駅前停留所へ行っていれば、

 

特大タイムロスは起きなかった

 

元町駅前で7系統に乗っていたら、私が三宮駅前から乗ったよりも早い時間のバスに乗れて、もっと早く着いたのだ。初めて乗った7系統バスの中から、自分がほんのさっき歩いてきた道や見てきた風景、元町駅前停留所を見た

 

神戸八社巡りドタバタの後半

 

五宮神社

神戸市兵庫区五宮町22-10

 


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五宮町バス停を降りて、またGoogleマップを開いてみると、「すごい坂道をのぼれそれで着く」とのこと。神戸は坂道が多く、私の大学の周りも坂道がたくさんあった。若い大学生のときでも坂道が嫌だったのに、ここで突然の坂…?

 

徒歩5分じゃないやん(泣)

 


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でも行くしかない。ハアハア言いながら、ひと休みすることもなく必死で歩いた。神戸には「ここってお尻に段ボール敷いたら下りは滑っておりれるよね」みたいな急な坂道もあるこで、ここの坂道は普通かゆるいくらい。

 

やっと着いた五宮神社。

小さな神社で、おまいりして御朱印を書いてもらった。ちょっと休めるベンチもあった。

 


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初穂料案内書きの字からは想像がつかないほど、大きく力強い五宮神社の御朱印御朱印帳のページいっぱいに書いてくれました。

 

書いてくれたのは奥様かな?その方に、次は六宮・八宮神社へ行くか七宮神社へ行くか迷っていると話すと、とても親切に教えてくれた。五宮神社で御朱印を書いてもらったのが15時20分。

 

あと40分で残り三社(実質2箇所)へ行かなければならない。奥様は一緒に悩んでくれながら、いくつもアドバイスをしてくれた。「五宮町から7系統のバスで新開地へ行って、新開地から3系統のバスで七宮町へ行くのがいいかも」という話を聞き、新開地を目指すことに。

 

バス乗り放題券紛失ドッキリ

 

残り時間わずかのとき、私は恐ろしいことに気づいた。奥様との会話の中で「バスと地下鉄の一日乗り放題券を持ってるんです」と言ったものの…

 

「あれ?…あれ?…ない??どこ入れた?」

 

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この鳥居の階段で、御朱印帳用のバッグも荷物を入れてきた普通のバッグも、入れてないと思うけど財布の中も、神社へ行くたびに増える紙類にまぎれていないかも、全部探した。

 

ない。

 

来た道を探しながら戻って五宮町バス停に着いた。坂道を見つける前に少し迷ったしそのときに落としたかも?バス停周辺も探そうかな?と思ったが、もう次に来るバスに乗らないと時間がない。何度もバスや地下鉄に乗ったので、1,000円で買った乗り放題カードの元は十分とった。

 

時刻表より遅れているバスが来るまでは探し続けたが、諦めることにしたそのときだった。

 

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ドッキリでした〜!

 

のテンションで、御朱印帳の間からするんとカード登場。無意識の自分」にドッキリを仕掛けられたような気分になった。このドッキリネタばらしの直後、遅れていたバスが来た。

 

よかった……助かった…

別に交通ICカードで支払えるけど、なくしてたらショックでかいもんね。

 

時間との闘い、一瞬の判断!

 

7系統のバスは、来たときと同じ神戸駅行きに乗って、また携帯で検索。五宮神社の奥様が新開地の停留所で降りてどう行くように教えてくれたかさっきまで忘れていたが、上に書いた通り、3系統のバスで七宮町へ行くためだった。

 

しかし、それだと行き先は七宮神社一択になる。神戸駅まで行けば、そこで七宮を先にするか六宮・八宮を先にするかを決められる。

 

一旦新開地で降りたが、思い直して再度同じバスに飛び乗った。神戸駅まで乗って七宮神社か六宮・八宮神社へ行くか決めよう!という一瞬の判断

 

ここだけはナイス判断だった

 

七宮神社の最寄りは、市バス3系統か96系統の七宮町。「下車すぐ」と書いてあるのでこれに乗れたら最高。神戸駅から七宮町へ行くバスの時刻だと、本数が少ない上に時刻表通りだと確実に間に合わない。

 

このとき私は、神戸駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗り、これ以降生田神社までを周ればいけるのではと考えていた。どちらに行くのが早いかも運転手さんに聞いて……そんな私の目の前にいたのが、

 

遅れていた96系統のバス

 

場所もすぐそばで、それでも爆走して飛び乗った。これに乗って七宮町へ行ける!時刻表通りに神戸駅前に来ていたら乗れなかったバスが目の前にいた。これはもう、七宮神社へ行けということだ。

 

七宮町バス停は神戸駅から近く、すぐに着いた。停留所の真ん前に神社が見えている。その前にあったのが…

 

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私の心をへし折るデカい陸橋。

 

七宮神社

神戸市兵庫区七宮町2-3-21

 


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まじでキツかったが、走って陸橋を渡り、神社の隣にあるセブンイレブンで秒速でモンエナを買って小銭をつくり(この時点でほぼ飲まず、朝以来何も食べず)、七宮神社に飛び込んだ。

 

社務所の方に、おまいりしている間に御朱印帳を書いてもらった。六宮神社と八宮神社の御朱印をもらう場所をあけて、その間のところに書いてもらえる。

 

本殿でお詣りしていた私は、来年が良い年になるようにとかの願いごとに「どうか間に合いますように」を追加した。神社内をゆっくり見ている時間がないのがもったいなかったが、コンパクトな神社なので色々と写真は撮れた。

 


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七宮神社の御朱印と授与品。

ここでは、毎月1日にだけもらえる限定御朱印がある。また、今年オリジナル御朱印帳ができて、近くに住んでいる人なら七宮神社の御朱印帳を買って毎月おついたち詣りをするのもよさそう。

 

社務所の方に「この道はタクシーが通りますか?」と聞いてみると、ほとんど通らないですねぇ…とのこと。七宮神社の社務所の方も本当に親切で、焦りまくっている私に優しくしてくれた。

 

道に出て待ってみるも1台も通る気配がなく、いつも使っているUberの配車アプリはエリア圏外。神戸ではdidiかGOが使えることを知り、まずdidiのアプリをインストールして配車確定。ドライバーとマッチして、名前とナンバーが一度出たのに、何となく画面を見たら配車キャンセルされていたようで、「タクシーを探しています」みたいな画面に戻っていた。

 

我ながらものすごい速さでGOもインストールして配車確定して、didiのアプリをもう一度見ると、マッチングしてる!!GOの配車を即キャンセルして、didiのタクシーが4分後に到着というのを信じて待つことになった。

 

「到着しました」

 

て出てるけど、え?タクシー、いないけど?!てなって七宮神社をセブンイレブンとは逆方向に走り出したとき、クラクションが聞こえた。携帯の画面に出ているナンバーのタクシーだった。

 

私のドラマに現れた助っ人

 

目的地が六宮・八宮神社だということは配車アプリに入力してあったので、特に面倒なやりとりはなく、ドアが閉まるとタクシーは走り出した。

 

最初は特に会話もなく、運転手さんに何の印象も持たなかったが、何かのことで「六宮・八宮神社のあと、5時の閉門までに生田神社へ行きたい」と伝えた。

 

「間に合いますかね?」

「いけるやろー、道も混んでないし」

「じゃあ、六宮神社の近くで待ってもらって、すぐおまいりしてきますから、生田神社までお願いしてもいいですか?」

「生田さんまでは7、8分で着くと思うよ、多分間に合う、ていうか、行ける」

 

六宮神社

八宮神社に合祀

八宮神社

神戸市中央区楠町3-4-13

 

住所は神戸八社巡りのパンフレットにはこのように記載されている。最寄りは地下鉄西神・山手線大倉山駅。降りてすぐらしい。四宮神社がある県庁前駅の隣の駅。このため、三宮神社に戻るより先に一駅乗ってここへ来ることも考えたのだった。朝早く家を出て時間に余裕があれば、地下鉄に乗って行ったかな。神戸駅からも歩いて10分ほど。

 


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タクシーは神社につけてくれて、私は御朱印帳バッグと財布だけを持って、バッグを後部座席に置いたまま飛び出した。自分の家の車かよ。道中、運転手さんに一旦運賃を支払ったほうがいいのかを聞くと、支払いは生田神社に着いてからでいいと言われていたのだ。

 

六宮・八宮両神社の社務所というか御朱印の受け渡し場所は、趣があるけど、見た感じ「目線の高いところにあるパチンコの景品交換所」みたいだった。書いてくれるのは、優しそうな年配の男性。

 

「お詣りの間に、六宮神社と八宮神社の御朱印をお願いします」

 

着いたときすでに16時50分より少し前。ここで御朱印を頂いた時点で、神戸八社巡りは完了となる。五宮神社の奥様は「もしかしたら、最後に行く人が多い七宮は5時まで開けてるけど、ロクハチは5時前に閉まってるかもしれませんね」みたいなことを言っていた。

 

これでも十分ギリギリセーフだし、御朱印を貰えただけでありがたいのに、生田神社へ辿り着きたい私はまた本殿に来年の願いごとと、「生田神社の閉門に間に合いますように」と頼んで、心の中では…

 

社務所のおっちゃん、

二社分あるし申し訳ないけど

早く書いて〜!!

 

などと思っていた。

実際ささっと書いてくださったのだが、気が焦っているのでそんなことを思ったのだろう。「六宮神社と八宮神社は本殿も同じ」だと教えてくれた。書いてもらった御朱印の写真を撮ったりすることもなく、お礼を言って御朱印帳を受け取ると走ってタクシーに戻った。

 

このとき、タクシーに戻るときに撮った鳥居の写真を見ると、16時52分。生田神社へは「7、8分」と運転手さんは言っていた。さあ、どうなる?

 

ドラマのラストシーン、名台詞

 

運転手さんは「間に合う間に合う、いける」と私に言ってくれて、「間に合うていうか、間に合わせる」と笑っていた。窓の外は、見たことのあるようなないような風景だった。「はい、もう着くで〜これはいけた(間に合った)やろ!」

 

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着いたのは、生田神社の裏側だった。裏から入るのは初めて。この写真の歪み具合に、私の焦りが表れている。

 

このとき、16時58分

メーターに出ていた料金は2020円。本当によくしてくれた運転手さんに、少し多めのお金を渡そうと思って、千円札の後に小銭を出そうとした私を見た運転手さんは、20円を探していると思ったようだ。

 

「そんなんええ!早よ行き!

時間ないで!行き!!」

 

何この感動的すぎる言葉??現実?!

ドラマとかでよく見るよねこういうの?!

 

ありがとう、ありがとうございます…ありがとう。何度も何度もお礼を言った。時間はお金で買えないが、間に合ったのはこのタクシーに乗って、この運転手さんが私に協力してくれたからだった。感謝しかない

 

生田神社に裏から入っていき、社務所へ走った。12月限定御朱印を貰ったのは、16時59分。死ぬ気で飛び込んできた私に、巫女さんが若干引きながらも「ようおまいりでした」と言ってくれた。

 


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書いてもらう御朱印だとちょっと気が引ける時間だったけど、書置きを頂くなら残り1分切ってても「はい」と貰うだけなのでよかった。17時を過ぎても本殿は大賑わい。私もお詣りしてきた。

 

出る頃には、お守りなど授与品を売っているところの扉だけが開いていて、「本日は閉門しました」の立て札が出されて、生田神社は閉門。

 

前に娘達と朝の散歩に来たことがあるが、朝は社務所より先に開いているので、初めて見た。もし間に合わずにこれを見ることになっていたら、こんな写真は絶対撮っていない。

 


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神恩感謝

 

生田神社は、毎月4種類くらい限定の御朱印が出る。ファミリアコラボの御朱印帳が出たときに、これを集めて貼っていくのかな?綺麗で素敵だなと思ったのだが、書置き御朱印の説明文を勘違い

した私は買うのをやめたのだった。

 

今回、駆け込んだ社務所で頂いたときに一応「これを自分で御朱印帳に貼るのはいいんですよね?」と聞いた。もちろんいいとの返答。手書き御朱印とは別に集める人もいるし、御朱印帳に貼る人もいるし、人それぞれらしい。

 


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(12月の特別御朱印

 

私は「白銀」を選んだ。この御朱印には、金の字で、神恩感謝と書かれている。思いつきでスタート激遅でミスしまくりの神戸八社巡りは、たくさんの人の協力があって無事終えられた。八社巡った後に行きたいと願った生田神社は、私に神社巡りをする機会を与えてくれた。神恩にも、人の恩にも感謝して年を終える、思い出の御朱印になった。

 

これからは神戸に用事で行ったときにその月の特別御朱印を貰いに行ったり、ホームページで見て「今月の御朱印素敵だな」と思ったら他に用事を作ってでも神戸に行くかもしれない。毎月集めたいとかは、ないかな。1月は行く予定があるので、また頂いてくるつもり。

 

つい先日神戸に行ったときは、一泊旅行の準備が出発直前までできなかったり、緊張からか朝まで一睡もできず、もう行くのをやめようかとまで思ったが、神戸八社巡りの朝はぐっすり寝て暇だったし「そうだ、神戸、行こう」みたいな感じで行けた。

 

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バスや地下鉄に乗っても歩数がすごい。

そして神戸八社を徒歩で巡る人すごい。

ちなみにこの2日前の歩数は178歩だった。

 

何かひとつでも違っていたら…

 


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(帰りに撮った、見慣れた三宮駅前)

 

最初は順調だった神戸八社巡り。途中からはタイムロスをしたり、時間との闘いだった。特に五宮神社以降は、何気ないことがたったひとつでも違っていたら、16時59分生田神社奇跡のゴールはできていなかった。

 

どこかでほんの数分でも休憩していたら、新開地でバスを降りて3系統のバスを待って七宮神社を目指していたら、神戸駅前を出る96系統のバスダイヤに遅れが出ていなかったら、モンエナを買ったコンビニのレジで前に一人でもお客さんがいたら、 七宮神社と六宮・八宮神社で私の前に誰かが御朱印を頼んでいたら、didi配車アプリであの運転手さんとマッチングしていなかったら、道のどこかで信号が赤で時間を食っていたら…

 

後から考えればの話ではあるが、1分を切ってもう「何十秒」の瀬戸際だった中、偶然といえばもちろんそうなのだが、これら全てをクリアしたのは奇跡だと思う。「間に合いますように」の願いを、神様は聞いてくれたのだろうか(笑)

 

どこかで小銭を作らないとなーと何度かドラッグストアやコンビニに入ろうとしたが、先へ進むことを優先したため行かなかった。お腹は空いていたが気にもならなかった。七宮神社の真隣にセブンイレブンがあったときは感動した。

 

神社巡りで御朱印を集めるときは「お釣りのないようにするのがマナー」とネットに書かれているが、どうしても崩しようがなければ対応はしてもらえる。ただ、私の神戸八社巡りの場合、七宮神社で300円の御朱印に五千円札で支払っていれば、マナー違反+お釣りの確認でこれもタイムロスになっていた

 

神戸八社巡りは一日で周らなければご利益がないとかそんなことはないし、別に何の縛りもない。私がやりたくてやっただけなのだが、最後はもう「心を落ち着かせて、神社にお詣りをする」という本来のお詣りより、「一分一秒が明暗を分けるスリル」みたいになっていて、振り返ってみれば

 

最初から最後まで楽しかった!

 

そんな、お話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神社めぐり2【少彦名神社など】

 

電動自転車でいく大阪神社めぐり第二弾。

 

今回行ったのは、全て大阪市中央区にある。

 

 

難波神社以外は名前がなかなかに難読。

御堂筋や中央大通りを走るので、前回行った天王寺区の神社と違って道は平坦。でも電動自転車じゃなかったら行かないかなという距離

 

中央区は広い。難波や心斎橋も中央区大阪城公園中央区少彦名神社がある金融街・北浜も中央区。あれもこれもカバーしていて何でもある。

 

今の中央区は、昔は南区と東区だった。合併して名前も変わった。もう35年くらい経つけどね。24区ある大阪市の区名で方角一字の名前がついているのは「西区」と「北区」だけ。ちなみに私、北浜は北区だと思っていた。南区と東区は私が物心ついたときにはなくなっていたが、今でも旧区名の頃のまま、南警察署や東税務署が存在する。

 

そんな広い広い中央区の神社巡り。

 

御堂筋のど真ん中、難波神社

 

大阪市中央区博労町4-1-3

 

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御堂筋が写るように撮った写真。

大阪にある難波神社と聞けば、電車の各線なんば駅や、高島屋なんばグランド花月があるあのあたりに建ってそうなイメージかもしれない。

 

全然違います。

 

難波神社に行こうと思って、仮に御堂筋線の梅田駅から乗ってなんば駅で降りたら、なかなかに遠い。最寄駅は、心斎橋駅か本町駅

 

地元民の私は「難波神社は本町にある」と思っている。本町は衣料の問屋街。会員制の衣料卸売のお店がたくさんある。今でも地名に残ってるけど、問屋が多くて栄えた「船場」の街。

 

船場ことば」という、もうなくなりかけている大阪の古くからの商人たちが遣った言葉がある。

 

 

始末する!?怖くない?

 

お命頂戴いたす的な意味ではもちろんなく、「無駄遣いをしない」「お金を大事に使う」「倹約」という感じ。私の父もこの言葉を今も使う。

 

「お前も、しまつせなあかんぞ」

(お金をくれながら言ったりする)

 

ケチるというニュアンスもない。昔の船場の商人たちのお金への考え方がそのまま言葉になったようなもの。船場言葉が聞けるドラマは、つい最近亡くなられた志垣太郎さんが主演だった「あかんたれ」。文学作品では、細雪で話される台詞。

 

…で、そんな船場の問屋街にある難波神社

大坂城が築城されたときに、今の場所に移されたとのこと。

 


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仁徳天皇を初めて祀った神社だったり、氷の神様だったり、文楽発祥の地と言われていたりする。大昔毎年おばあさんが端午の節句にあやめを持ってきたことから御神門があやめになり、今もその祭りがある……など、我ながらすごい適当な文章だと思う。

 

ほぼ地元民の私としては、「前を素通りした回数断トツ1位の神社」でもある。一度、長女が小さいときに「氷室祭」と呼ばれる夏祭りに行ったことはあるが、前を通った回数はどの神社よりも多いだろう。

 


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難波神社御朱印には、御神門であるあやめが描かれている。ご神木もすごい立派。樹齢は400年とも700年とも言われるそうだが、その開き結構デカくない?と思う(笑)ご神木に触れるといいらしいので、手を当てて元気にしてほしいと願ってきた。

 


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難波神社のお守り。結構種類豊富。

難波神社のご利益が「平穏安寧、厄除け、五穀豊穣など、総合運、全体運、諸願成就」と所在地の中央区レベルに幅広く何でもカバーしているので、お守りもたくさん。

 

外側に絵馬がずらりと並んでいた。入口よりもこの看板のほうがしょっちゅう見る。前を通ってると目に入るのはこれだしね。観光地にドン!と建っていて行きやすい場所だが、「案内記」を読むと境内のあちこちに大阪の歴史を感じられる神社。

 

すぐ近くに次に書く坐摩神社があったり、日本の仏教の宗派で最も多い浄土真宗の別院(北御堂、南御堂)も近いので、個人的には本町駅から行くのがいいかなと思う。

 

難読!住所も謎!坐摩神社

 

大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3号

 

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存在と通称しか知らなかったので、難波神社から地味に迷いながら行きかけたが、ナビアプリを見ると「南御堂の裏」だとわかり、無事到着。

 

いかすりじんじゃ

 

が正式な名前。何でも変換するiPhoneでも出なかった。でも、神社も認める通称はそのまま読んだ「ざまじんじゃ、ざまさん」。大阪に70年くらい住んでいるうちの父も正式名称を「ざまじんじゃ」だと思ってたくらい、通称のほうが浸透してるかも。

 


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坐摩神社の鳥居と本殿。

本殿の前は、時期が来ると紫陽花がたくさん咲くそうだ。綺麗だろうな。

 

鳥居3点セットみたいになっている三ツ鳥居は日本でも数が少なく、珍しいらしい。ただ、私は実家の事実上の初詣先になっている今宮戎神社でも見ているので特に何とも思わず。

 

読み方の次に珍しいのが住所。

4丁目の後ろに「渡辺」がついている。

そんな住所初めて見た。

知らないだけだろうけど(笑)

そしてこの坐摩神社は、全国各地の「渡辺さん」の苗字発祥の地。渡辺姓の方はぜひ訪ねてみてほしいと思う。

 


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御朱印と授与品。

坐摩神社の御神門は白鷺。

白鷺のお守りもあった。

 


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末社のひとつ、陶器神社。

陶器神社の御朱印もあった。

灯籠が陶器製。

「器と火除けの神様」らしい。

そして、突然のライオン出現

ライオンの説明、なし。

 

なんでライオン?

 

調べてみると、数年前まで近くのビルにあったライオンさん。そのビルが解体されるときに、坐摩神社に奉納されたとのこと。神社にライオンがいきなり登場するインパクトはなかなかのものなので、ビルと一緒に解体されず、坐摩神社に住まいを移したライオンは喜んでいるかも。

 

あと、上方落語発祥の地らしい。

文楽発祥の地(難波神社)からすぐのところで上方落語が発祥。すごい。

 

そして、出てすぐそばには、南御堂浄土真宗大谷派、つまり東本願寺の別院)がある。

 

目的地、少彦名神社

 

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大阪市中央区道修町2-1-8

 

「神農さん」の愛称で親しまれているというがそれも知らず、すくなひこなじんじゃと読むことも知らずにやってきました北浜!

 


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ビルの一階に神社があるようにも見える。二手に分かれた入口を入っていくと…

 


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春琴抄の碑と、神社の中に薬局?!

ここに展示されている家庭薬は、少彦名神社に護られているとのこと。この少彦名神社は「医薬の神様」といわれ、住所の道修町は昔から薬を売っている店が集まっていて、今でも医薬品関係の店舗や企業がいくつもある。

 

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絵馬には「医学部に合格しますように」「医師国家試験合格祈願」「薬剤師国家試験に合格できますように」と医療関係の願いごとが書かれていた。

 


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また、張子の虎発祥の地でもあり、虎(寅)と縁深い神社。あちこちに虎がいる。寅年生まれの私、寅年が終わる寸前にお詣りに行けた

 

ここに行ってみようと思ったのは、宮司さんのTwitterを見たのがきっかけ。頻繁に更新されていて、「寅の福銭を授与するのもあと数日」と書いてあるのを見たから。

 


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五円玉にカラフルな紐が結んであって、縁起吉と書かれてあり、寅年の寅の絵が。五円玉を五百円で買った気分に1秒くらいなったりもしたが、新年には卯に変わるので、寅年の私はギリギリ間に合って嬉しかった。財布のICカードを入れるところだと中身が見えるので、早速そこに入れた。

 

そして、通常の御朱印も書いてもらった。

御朱印はたくさん種類があったが、初めてなので通常のものを選んだ。

 


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少彦名神社の本殿と御神木。

お詣りして、御神木にも触れてきた。

 


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本殿の中にもトラが。そして「新型コロナウイルス退散」と書いてある。鳥居のところから本殿と御神木を見ると、病気治りそうな気がしてくる

 


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授与品いろいろ。なかなかない安眠のお守りもあった。不眠症の私にピッタリだ。ただ、安眠のお守りは守り袋タイプではなかったのと、いつか泉佐野にある安眠の神社に行ってみたいので、ここではやめておいた。

 

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心身御守が目について「心身を守るっていいな」と思って買った。赤と緑は大きいけどなぜか白だけ小さい。その白を来年のお守りにすることに。今年は生田神社の「肌守」をバッグにつけていた。肌身離さずとまではいかなかったが、厄除守と一緒にいつも持ち歩いた。年明けにそのお守りは生田神社に返して、来年はこの「心身御守」をつけようと思う。

 


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もうひとつ、Twitterで見て気になっていたのが、卯年の大きな守り袋型の御守り。ほのかに香るらしい。飾り台などと一緒に箱入りで頂いたものを出したら、

 

でかい。

 

白地に綺麗なうさぎや松、福の字が刺繍されている。とても気に入ったのだが、これは自分に買ったのではない。卯年生まれの父と、父が卯年であることや保育園のときの私の出席番号代わりのマークがうさぎだったことなどからうさぎモチーフが好きな母に買った。この少彦名神社はペットのお守りやおみくじ、絵馬もある。もうこの世にはいないが、我が家に長年いてくれた2匹の愛犬も卯年生まれだった。母は卯年じゃなくてもよく玄関にうさぎの飾り物をしているので、とても喜んでくれた。

 

父は年だし仕方ないが、ここ数年は病気をしているので、健康の神様である少彦名神社のお守りが守ってくれるといいな。

 


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五社明神と伊勢神宮遥拝所。

ここにお詣りすると伊勢神宮、あと五社に参拝したことになるらしい。便利

 


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ペット同伴可で、犬連れの人もいた。わんわんみくじとにゃんにゃんみくじ。絵馬もペット用があった。たくさんの絵馬に、長く元気でいてくれますように、病気が治りますようにと願いごとを書いてあった。

 

そして、神社を出たらトラがいた。とらのお供えの中、少彦名神社と書かれている石の真下…

 


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すみっコぐらしのとかげいた。

これ、何年か前は夏祭りのすくいものでよくあったわ。すくった中からひとつ貰えて棒に挿して持って帰れるやつじゃないかな。子供がここに供えたのかな?可愛いね。さて、見どころがたくさんあった少彦名神社はこれでおしまい。初詣には小さな神社に三が日だけで2万人を超える人が参拝に訪れるという、私が全然知らなかっただけで、大阪では有名な「神農さん」。また行ってみたいと思う。

 

御霊神社が教えてくれた御朱印

 


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大阪市中央区淡路町4-4-3

 

坐摩と書いて「いかすり」、少彦名と難読の神社が続いたので何となく「みたま」とか読みたくなるが、「ごりょうじんじゃ」。

 

行く前から、少彦名神社から近いとわかっていたので、帰りに寄ってお詣りしてきた。電動自転車だと2分くらいで着いた。

 


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「拝むと肌によい」という肌まもりの木。

手を触れて「肌がきれいになりますように」と思ってみたが、多分もう神頼みではどうにもならないくらい肌は汚い。「きちんとスキンケアや日焼け止め、クレンジングを怠らずにできますように」と頼むべきだった。

 

木に頼む前に自分でやれよ。

 


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御霊神社の御朱印

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、御朱印は、和紙でのお渡しとなります

 

まだ御朱印帳を持って1週間ほどの私、何となく「手書きの御朱印を集めよう」と思っていたので、何だか少し残念に思った。正直内心、

 

え?書いて?

 

と思った。が、書置き御朱印を頂き、家に帰ってから御朱印帳に貼ってみると、特に何も気にならず、むしろ書置き御朱印全然オッケー!最初に書置きの御朱印を貰うことになった御霊神社が、書置きは書置きの良さがあることを教えてくれた。

 

他の神社でもよくある「通常の御朱印以外は書置きでのお渡しです」とか、年末年始は書置きのみの神社も多いし、御霊神社には感謝している。

 

初めて行く神社で、手書きと書置きどちらも選べるなら手書きの御朱印をこれからも頂くだろう。あと、御朱印集めの魅力として「同じ神社に参拝しても、書き手の方が違うと御朱印も違うところがいい」という人もいる。

 

私はあんまりそこは重視しないので、同じ神社へ行ってそこに月替わりや時期などの限定御朱印があれば、書置きの限定御朱印を選ぶと思う。

 

 

御霊神社の御朱印はスティックのりで貼ったが、御朱印帳に貼れるホルダー付きで、両面シールになっている書置き御朱印貼付け用シールを買った。書置き御朱印専用の御朱印帳もネットで売っているが、今のところ分けるつもりはない。まだ御朱印帳1冊目だし、日本全国を御朱印巡りするわけでもないしね。

 


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御霊神社にあった石。

獅子…?蛙と言われたら蛙に見えるし、犬と言われたら犬に見えそうなので、獅子なのだろう。

 


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帰りはまた御堂筋を通った。

途中、北御堂の前を通る。

北御堂は、本願寺津村別院の通称。

坐摩神社のそばにある南御堂は東本願寺浄土真宗大谷派)の別院で、北御堂は西本願寺浄土真宗本願寺派)の別院。

 

ここには、墓じまいをした母方親族の永代供養をお願いした。それが今年の夏。ここに眠っている母方の親族で、私が会ったことがあるのは祖父だけ。中には入らなかったけど、祖父のお骨があると思うと、素通りはせず少し止まって、「また来るね」と手を合わせた。

 

前はなかったhanafruができていた。何年も前にハマっていたparachutesのコールドプレスジュースを発見。2番のcircleがすごく好きで、めちゃくちゃ飲みたくなったけど我慢して帰った。

 

神社巡り、御堂筋編でした。

神社めぐり1【堀越神社・安居神社】

御朱印帳を買ったので、早速神社めぐりへ。

 

安居神社(安居天満宮

大阪市天王寺区逢坂1-3

 


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私の御朱印帳の中で、大阪にある神社第一号になったのが、大阪市天王寺区にある安居神社

 

目の前にある一心寺には何度も行ったことがあって、「何か真田幸村戦死の地とか書いてる神社があるな」と場所と存在は知っていた。

 

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到着。

天満宮なので、祀られているのは菅原道真

ここから細い通路を通って境内へ。

 


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傘はいらないかな程度の小雨が降ってて(雨上がりだったかも)、写真右の道は滑りそうになった。開門時間は7時〜16時。

 

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社務所には、真田幸村関係のお守りなど授与品がたくさん。大河ドラマ真田丸」で主演をつとめた堺雅人さんのポスターが貼られていた。ここではお守りは頂かず。

 

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安居神社御朱印

社務所の女性がとても丁寧に御朱印をおして、日付を書いてくれた。初穂料300円。

 

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安居神社の拝殿。

何に気を取られていたのか、おまいりはしたけど、特に何を願うこともなく参拝終了(笑)

 

天神さんなので「娘達の勉強ができるようになりますように」とかお願いしてきたらよかった。

 


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カラフルでかわいい招き猫のおみくじ。

300円は「賽銭箱に入れてください」とのこと。

右は、真田幸村像の説明。

 

この銅像にお手をお触れ下さい。

 

…全然読んでなかった。

今回は堀越神社がメインだったので、

近いしまた今度おまいりしようと思う。

とてもコンパクトな神社。

 

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NHK大河ドラマ真田丸」、全話は見てないけど時々見ていた。最終回で覚えているのが、信繁の最期直前の佐助(藤井隆)との会話。

 

信繁「いくつになった」

佐助「五十五でございます」

 

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(そんな年になるまで)長い間よく仕えてくれたと、佐助に感謝を述べるシーン。え?佐助ってそんな年だったの?と驚いた記憶が(笑)あのやりとりが交わされたのは、確か神社のような場所だった。

 

それがここ、安居神社だったのね。

※ロケ地ではないと思う、たぶん。

ドラマでは堺雅人スマイルで自害、佐助が介錯しているが、「安居神社の松の木の下で休憩していたところを敵に討ち取られた」らしい。

 

その松の木(二代目)もあった。

 

堀越神社

大阪市天王寺区茶臼山町1-8

 

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安居神社から電動自転車で数分走ると、

堀越神社に到着。

 

どこにあるんだろう?と思いながら行ってみると、そこに神社があることをわざわざ認識しないほど何千回も前を通っている道だった。

 

この神社は、「ひと夢祈願」で有名。

…当然知らなかったけど。

「一生一度の願いを叶えてくれる」そうだ。

 

※ひと夢祈願は要予約

 

「一生のお願い!」と簡単に口にする言葉だが、いざひとつ決めるとなると難しい。

 

金が無限に欲しい

 

くらいしか思いつかない。

これから先いつか、他は何もいらないからどうかこれだけは叶えてほしい、願いを聞いてほしいということができたら、堀越さんに頼んでみたいと思う。

 

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社務所に行くと、「猫が出ますので窓を閉めさせて頂きます」と書いてあった。窓を開けておくと飼い猫さんが出ていっちゃうということね。「出ますので」が何だかおもしろい。

 

ここでは御朱印だけでなく、買いたいお守りがあったので、窓を開けてもらった。

 

桃守り

 


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守り袋にお札と桃の木でできた桃を入れるタイプと、根付け(ストラップ)の2種類。説明に「厄除」とあるように、桃の木は昔から病気や厄災を寄せつけないと言われているらしい。古事記にまで書いてあるのだとか。

 

桃の木は厄除けになるので、堀越神社以外でも桃のお守りを授与している神社は全国にたくさんある。(京都の平安神宮など)

 

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御朱印と桃守り二種を頂いた。

根付けのほうは社務所に並んでいないので、出してきてもらうことになる。

 

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堀越神社の拝殿。

 

安居神社では特に何も願わなかったが、ここでは「今年は小さなことから大きなことまでなかなかに酷い年だったので、どうか来年は、いいことばかりとは言わないので、悪いことが起こりませんようにどうのこうの…」と、頂いたお守りを両手に挟んで本気でお願いしてきた

 


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堀越神社のご神木。

ご神木の説明はちゃんと読んだ。

樹齢550年の楠。

(550年前は室町時代らしい)

 

「気力が落ちた」「疲れた」と感じた時に、ご神木の持つ力をいただいてください。

 

毎日疲れてるし毎日無気力

 

なので、ご神木の前で「元気になりたい…」と呟いてみた。ただ私の無気力はもう疾患レベルなので、ちゃんとシャワーをして着替えて自転車に乗って堀越神社へ行ける日は、まあまあ元気ということになるけど(笑)

 


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かえる石

見た目が蛙に似ていて、帰る・返るの意味となり「失くしたものがかえってくる」という石。

 

ものを失くすプロの私、

かえる石に頼んでみた。

 

「しょっちゅうものを失くすので、頑張って探し物をしたときは助けてほしい」

 

ふと見ると、かえる石の頭の上に1円玉が並べられてあったので、私も置いてきた。

 

で、今日までずっと何日も見つからなかった家の電気のリモコンが見つかった。同じシーリングライトを2部屋につけていて、リモコンが共通なので、ひとつは私の汚いテーブルの上、もうひとつは枕元に置いてある。

 

これがしょっちゅうなくなる。

もう何日なかっただろう?

今日ちょこっと探したら見つかった。

あちこち探して、そこにはさすがにないだろうという場所まで探しつくしたが全く見つからなかったのに、寝室でふと思いついた場所があり、ごそごそやってみるとパッと見つかった。

 

つまり…今日の今日まで

そこを探してなかっただけ

なのだが、心の中でかえる石に感謝した。

かえる石に頼んだ翌日に見つかったからね。

 

堀越神社黒龍社や白龍社、茶臼山稲荷などがあり、都会の中に突然あらわれる神社で、そんなに広いこともないが、見どころがたくさん。

 

茶臼山稲荷神社はスルーしてしまったが、大坂夏の陣のとき、茶臼山の戦いで徳川家康を救ったお稲荷さん。茶臼山から堀越神社内に移されたそうだ。

 

この堀越神社から歩いてでも行ける安居神社で討ち取られた真田幸村茶臼山の家康本陣で家康の首をとっていたら、歴史は大きく変わっていたのだろう。

 

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帰りは天王寺公園の前を通っていった。びっくりドンキーのところに「真田幸村めぐルート」という看板が。幸村が家康をあと一歩まで追い詰めた茶臼山は、今は天王寺公園の中にある。

 

私は電動自転車だが、旅行などで行く場合は、天王寺駅から下っていくほうがいいと思う。天王寺駅から堀越神社は歩いて行ける。向かいの道に渡ってちょっと行くと四天王寺もある。四天王寺から坂道を下ると安居神社安居神社の目の前には通天閣が見えていて、新世界もすぐそこ。

 

逆からだとなかなかにキツい坂道を歩く。

 

初めての神社巡りの感想

 

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御朱印帳を入れるバッグがあってよかった。御朱印を頂いたときに、神社の「御由緒」が書かれた紙も貰えたりするし、買ったお守りなども一緒に入れておける。小さなお札とか持って帰るおみくじを入れてもなくならない。

 

今回行った安井神社と堀越神社は家から近い。でも素通りしかしたことのなかった場所。行ってみると、色々と勉強になった。一応、行く前にある程度調べてから出かけるけど、帰ってきてネットで調べて「へえ、そうだったのか、またいつか行ってみよう」と思えた。

 

御朱印帳は千円くらいから売ってるし、御朱印も数百円。ほとんどお金がかからず、自分のペースで楽しめるいい趣味にできそう。

 

さて、次はどこへ行こうかな。

 

 

 

 

 

 

次女と冬の神戸旅行。

次女とふたりで神戸に行ってきた。

行った場所は…

 

 

思いつきで元町駅前のホテルに一泊して、

冬の神戸を楽しんできた。

 

季節の木をつくろう

 

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ファミリア神戸本店は、次女が生まれた年に元町商店街から場所を変えてリニューアルオープンした。建物が丸ごとファミリアに。

 

1歳バースデーパーティー、2歳バースデーパーティー、「季節の木をつくろう」の他製作系のワークショップ参加と、時々足を運んでいる(予約は私が必死で取っている…)。

 

「季節の木をつくろう」は春夏秋冬の木を和紙などを使って自由にちぎって糊で貼ろう!というイベントで、12月〜2月は「冬」がテーマ。

 

秋→春→夏→冬と参加して、

今回でコンプリート。

揃ったので、私の机の前に並べた。

 

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今までは、図工が得意な長女も一緒に行って、だいぶ長女の手が入っている。今回は次女が自分で初めて、ワークショップの時間内と、夜にホテルに帰ってから自分で仕上げた。(長女はまだ冬休みに入っていなかったので今回は不参加)

 

参加の推奨時期としては2歳半〜となっているが、次女はコロナ流行の影響で全プログラムが中止になった時期に重なったのもあって、参加者の中では年上。

 

「これ、2歳の子には早いんじゃ…?」と正直思う。糊はスティックのりだし、マスキングテープも使うし、ワークショップ担当の店員さんも「お子さんの集中力がもつのは15分くらい」と言ってた。小さい子の枠と、幼稚園児などもう少し年齢が上の子が参加できる枠に分かれててもいいような。

 

これ以外にも、他にもこれまで「まわして遊べるおもちゃ時計」や「子どもと一緒に作るsecond art」などに参加した。次女はファミリア神戸本店を「製作あそびができたり、ご飯が食べられる場所」だと思っている様子。

 

2階にあるcolor of timeでランチ。

 


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予定では13時開始のワークショップより先に昼食にするつもりが、予約時間に間に合わず、連絡してワークショップが終わってからにしてもらった。しかも前回に続き2回目の遅刻…。

 

キッズプレートもあるが、次女はいつも大人用ランチを食べる(笑)メインの月替わりのパスタは「ブロッコリーとアンチョビ サワラのリガトーニ」。とても美味しそうに食べていた。

 


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食後は「アトリエ」スペースでクレヨンや布を使った無料の塗り絵を楽しんでいた。来年の干支、うさぎを選んだ。

 

次女はファミリア神戸本店で色々なパーティーやプログラムに参加したり、1階にある「ファミリアメディカル神戸クリニック」で任意の乳児健診を受けたりと、成長の中に思い出がたくさんある。

 

次女はワークショップスタジオのガラス窓に描いてあった「クリエイティブペインティング」をやってみたいらしく、また近々行くことになるかも?

 

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生田神社の御朱印

 

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神戸に行くと必ずお詣りするのが生田神社。大抵は、ファミリア神戸本店に用事があるときに行く。本殿の奥の「生田の森」は娘達が大好きな場所。発売以来、買おうか迷っていた御朱印帳、

 

ついに買った!

 


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ファミリアチェックの赤と青があって、そっちが表かなと思ったら裏だった。私は赤を購入。早速御朱印を書いてもらった。御朱印帳手提げ袋が大人気で今は生産が追いつかず授与を停止しているらしい。御朱印帳とは別に購入できるので、いつか気が向いたら買おうかな。

 

だいぶ前に買ったまま袋からも出していなかったバッグにちょうど入るので、それに入れてある。

 

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社務所の方が、朱印帳ビギナーの私に色々教えてくれた。結構ページ数少ないのねと思っていると、「裏側も使えます」とのこと。全然気づかなかった。

 

今回は本殿と弁天さんにお詣りしたので、生田神社参拝の御朱印と、弁財天の御朱印を書いてもらった。弁天さんはこれまでどこにあるのかもわからず完全にスルーしていた。

 

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大きな干支の絵馬は、卯になっていた。

絵ではなく、リアルうさぎ。

寅年生まれの私、

去年の冬は行ってないので

 

寅絵馬、見られず!

 

(この前、豊國神社で見たけどね。)

 

生田神社ではいつもお守りを買うけど、今回は年の瀬なので何も買わず。御朱印帳も新年のほうがよかったかもしれないけど、1月のワークショップは参加するかまだわからないので、今回買おうと決めていた。

 

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自分で願いごとを書いて守り袋に入れる新しいお守りが出ていた。長女が喜びそう。

 

また地味に道に迷う私

 

日帰りの予定だったが、ホテル予約アプリを見てみるとツインの部屋がかなり安かった(子供は無料)ので、日帰りは疲れるし他のところへも行きたいし…と宿泊に。

 

ファミリアを出て、チェックインの時間だったので荷物をホテルに置いてから生田神社へ行くことに。このとき、小雨が降りかけていたが、徒歩で出発。もうさすがに迷わないよねと自分で思ったが、また迷った。

 

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この道をびっくりドンキーの向かい側に渡って、山が見える北側へ歩いて行った。鯉川筋という道らしい。途中で「あ、違うわ」と何となく適当にセブンイレブンあたりを曲がると、生田神社へ行く道に出てホッとした。

 


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見覚えのあるトアロード、生田ロードが見えてきて、やっと着いた。私はほぼ毎回元町側から行くのだが、一発で着いたことがない。生田神社の最寄駅は三宮駅。でも元町から行けなくもない。そして普通そんなに何回も行ってて迷わないと思う。

 


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ちゃんと案内板もある。行きは鯉川筋を通ったので、これは帰りに見たけど。

 

あ・ら・りんご

 

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帰り道は、りんご専門のお店「あ・ら・りんご」でひと休み。最初に行ったときはなかなか見つけられず、どうにか着いたと思ったらりんご飴が売り切れていて、帰りに大阪駅で一旦降りて買って帰ったけど、りんご飴人気もだいぶ落ち着いてきたのか、生田神社参拝を終えてから夕方過ぎてから行っても結構残っていた。

 

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前まではなかった気がするけど、イートインスペースでりんご飴を食べられるようになっていて、見た目は真っ赤でサンふじを使ったものと、「今いちばんおいしいりんごを使いました」と書いてあった王林があったので、王林のほうを注文。

 


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私はいつも通りりんごほうじ茶、娘はりんごサイダー。りんご飴を切って、芯も抜いて出してくれるととても食べやすかった。大体りんご飴って、芯のあたりでもう食べるのがしんどくなるし。店員さんが、「残った分はカップに入れて持ち帰れますよ」と教えてくれた。

 

普通に完食して帰った。

 

王林は甘くて柔らかくて元から好きで、フルーツはそのまま食べるのが一番!派の私は、「これ飴なしで食べたいわ…おいしい」と思った。

 

そして、元町駅前のホテルへ戻り…

 

駅激近ホテルで一泊

 

疲れた…足が痛い…やっと休める…!

 

1日半ぶりくらいの仮眠。

 

実は全く眠れないまま行ったので、めちゃくちゃ疲れていた。一泊分の荷物も出かける寸前までやる気が出なかったし…

 

チェックインのとき、エレベーターに乗るのにもルームキーが必要なホテルだったので、カード式のキーを2枚借りようかと思ったが、

 

「ポイントカードか何かを挿しておいていただければ大丈夫です」

 

え?ポイントカード?

そんなことを聞いたのは初めてで驚いた。

 

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忘れ物をしまくる私は、財布の中からイズミヤのHinatasを選んだ。夫が入院していた頃、病院から近かったイズミヤで作ったヒナタス。退院後はイズミヤに行くことは全くなく、時々行く阪急オアシスで出す程度、littaという電子マネーだが1円もチャージしていないので、

 

これなら忘れてもいいわ

 

と挿した。部屋でこれが目に入る度に、見た目が面白かった。そして、無事忘れることなくチェックアウト。しかし、さあそろそろホテルを出ようとしたときに自分が部屋のスリッパを履いていることに気づき、靴を取りに戻った

 

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ホテルに泊まるとき、次女はいつも私か長女とベッドで寝ていたこともあり、今回初めての自分のベッドに大喜び。部屋のテレビでNetflixが見れたので、ログインしてプリキュアパディントンを見せていた…が、次女も疲れて寝てた。

 

元町駅前は何でもあるので、起きてから食事へ。すぐ近くのガストで夕食。ほぼ毎回、ホテルに戻るとガン寝する私…いつも泊まる中華街の真隣にある東急REI泊のときは目の前のセブンイレブンか並びのスタバで食べるものを買ってきていた。駅から少し離れているので、食べに出かける気が起きなかったのだ。

 

ファミリア神戸本店には東急REIが激近だけど、ここは元町駅が目の前、出てすぐいろんな飲食店があるのでとてもよかった。

 

ちなみに神戸元町東急REIホテルがどれくらいファミリア本店に近いかというと、

 

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近い。めちゃ近い。

あとこの写真だと見えてないが、

ホテルのすぐ右側が中華街。

 

今回は東急REIよりもだいぶ宿泊料金が安かったこと、ファミリア本店に行くのはチェックイン前だけだったので、駅前にして正解だった。まあ、東急REIも十分に「駅近」だけどね。

 

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次女をお風呂に入れて、私も入って。仮眠のせいか親子とも寝つくまでにちょっとかかったけど…不眠の私でもそれなりに眠れた。もうキャンセルしたいくらいの寝不足で頑張って行ったから…

 


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ワークショップのときに使わず残った素材で、部屋の中で「冬の木」完成!春の木を作ったときも宿泊だったので、長女とホテルで続きを作ってたな。

 

寝る前に、携帯のメモに忘れてきたものや持ってきたほうがよかったものを書いて、次またどこかに宿泊するときの自分用に記録しておいた。

 

旅行準備はもちろん、普段持つバッグの中身ですら滅茶苦茶で用意が苦手なので、そんな私が「持ち物リスト」を作ってもリスト作成の時点で「抜け」が発生する。記録しても、

 

普通に忘れるけど。

 

神戸は思い出の街。

とても好きな場所。

旅行どころか、通学してたしね(笑)

さあ、2日目も楽しもう!

 

南京町(中華街)

 

次女との神戸旅行、二日目。

 

チェックアウトは11時で、ゆっくりできた。

ホテルに荷物を預かってもらい、身軽で神戸中華街へ。また雨…家を出る前、次女のレインポンチョが見つからず、もういいかなーと思ったが持って行って大正解だった。

 

中華街では、大学生の頃から好きだったビーフンのお店、YunYunへ。

 


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焼き小籠包が人気メニューらしく、なかなかの行列ができていた。タイミングよく入れたので、焼き小籠包はスルーして、大学生の頃よく食べた汁ビーフンといつの間にか「人気No.2」になっていた焼きビーフンを注文。

 

娘も「おいしい」と両方食べた。

南京町広場で写真を撮って、トイレも済ませて、荷物をホテルに取りに戻り、阪神電車湊川神社を目指す。

 

ハンドクリームや保湿クリームを持ってこなかったので、メモのリストに入れたのだが、元町駅のepisodeでユースキンの香りつき+ミッフィーコラボのハンドクリームを試してみた。

 

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気に入って2個買った。

 

(サクラとラベンダーを購入。割引もあった)

 

夏は虫よけスプレーを忘れて買ったし、

今回は目薬を忘れたのでマツキヨで買った。

 

湊川神社

 


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娘達の七五三以来の湊川神社

元町からは阪神に乗るとすぐ。

高速神戸駅の出口を出たらまたすぐ。

 

久しぶりの湊川神社

というか、2回目か。

 

七五三守りは大事にとっておきたかったのと、以前はあったやなせたかしさんの十二支お守りはもう取り扱っていなかったので、これも手元に置いておくことに。長女は巳、次女は戌の絵が描いてあるお守りを体操教室のリュックにずっとつけてある。

 


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私の鞄につけてある、「しあわせ守り」だけを返してきた。実はこのお守り、ずっと買ったまま袋に入れてあった。身に(鞄に)つけたのは神戸へ向かう電車の中、たった1日(笑)

 

粗末にしていたわけではない。お花の部分も紐もデリケートなので、ボロボロになったりちぎれたりしそうで、普段過ごす机のところに置いてあった。

 

そして、前日に生田神社で買った御朱印帳に、湊川神社参拝と、毘沙門天御朱印を書いてもらった。生田神社は社務所で番号札を貰って、書いているところは見られなかったが、湊川神社では書いているところを見ることができた。

 


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番号札は生田神社が86番(私の生まれ年)、湊川神社では11番(いい)と何だか縁起が良いような気がした。神戸七福神のうち、生田神社の弁財天と湊川神社毘沙門天御朱印を貰えた。

 

娘のくまポシェットにつけてきたのが、七五三祈祷で頂いたお守り。普段は生田神社とファミリアがコラボして作った「育守(はぐくまもり)」をつけてあり、姉妹の七五三守りは自宅に置いてある。社務所の方も「記念にお持ち頂いていて結構ですよ」とのことで、大切にとっておこうと思う。七五三祈祷をした子しか貰えないお守りだしね。

 

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湊川神社でお詣りする頃には天気が良くなって、「ファミリア神戸本店に行ったら生田神社」と何となくついで感がある生田神社と違い、楠木正成公も「わざわざここまで来たとは大儀である」と思ってくれてるかな?

 

湊川神社は、来年夫婦揃って厄年(夫は四十二の大厄)なので、厄除祈祷に行く神社の候補のひとつ。でもまだどこの神社で厄払いを受けるかを決めかねているので、「次いつか来るかわからないし…」とこちらでは厄除守を購入。つけるのは年が明けてからにしよう。

 


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今年は生田神社の厄除守をずっとバッグにつけていた。バッグを変えるときは厄除守もつけ変えた。生田神社のあの本殿を思わせる赤いお守り(生田神社の厄除守は赤と黒がある)。年が変わるまで持って、次に行くときにお返ししようと思う。

 

楠公さん、湊川神社にはあまり赤のイメージがなく、赤と青どちらにしよう?と迷ったので、社務所の方に聞いてみた。「好みで選んでいいが、よく売れているのは青」とのことだったので、青にした。

 

湊川神社で厄除の祈祷を受けた人には、本厄や後厄といった「専用お守り」があるようで、これも魅力的。社務所で売ってほしいな(笑)

 

こんなに近かったの?!

 


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お詣り、御朱印、お守り購入を終えて湊川神社を出てビックリ。今年の5月、長女の誕生日に家族で神戸に泊まったときのホテルがすぐそこ。

 

え?

 

左の写真の右端に写っているのが、5月に私達が泊まったホテル。湊川神社の前の道から普通に見えている。夕食後に買い物に行ったのはこのファミマだったが、「湊川神社前」と書いてある。

 

こんなにすぐ近くだったのに、ホテルを出たのは夜だったからか全然見えず、気づかず。こんなに近いとわかってたら、家族皆でお詣りしたのに…。楠公さんを超近距離でスルーしていたことが判明して愕然。

 

JR神戸駅高速神戸駅(阪急・阪神)の位置関係も全くわかっていなかったので、「湊川神社が近いかも」とすら考えなかった。そして、前行ったときにはなかったけど、泊まったホテルの真隣にファミマができていた。

 

これからは、神戸駅周辺に行くときは湊川神社にお詣りしたいと思う。年明けにまた行けるといいな。

 

さて、神戸駅の中を抜けて海側へ。娘には、アンパンマンミュージアムに行くとは伝えず、地下街のデュオ神戸に下りて、途中買い物をして、umieの中からモザイク方面へ。

 

神戸アンパンマンミュージアム

 


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…の無料エリア(1階)だけ行ってきた。

 

15時以降は子供チケット半額だったけど、着いたのが15時過ぎで、ミュージアムも1階のモールも17時閉館。そして半額になるのは子供だけ。1時間半くらいだしもったいないのでミュージアム(有料エリア)には入らず。

 

「カーニバル王国」でゲームをしたり、お土産屋さん内にある小さな遊び場で遊んだり、パンを買ったり。1時間半くらいしかなかったし、「疲れてたら寄るのをやめよう」と思ってた割にはさっと楽しめた。娘がつけているコキンちゃんマントやカチューシャ、もぐりんパスケースは自宅から持って行ったもの。

 


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お土産屋さんの奥にあった「もりのほんやさん」では、一般書店では販売していない限定絵本を購入。絵本の形状がおもしろい「ぱたぱたぱたん」シリーズ、初めて知った。

 


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「もぐもぐもぐりん」にした。

 

次女はこの絵本をとても気に入って、折りたたんだまま読んだり、全部広げたりして読んでいる。帰ってからは得意げに姉や父親に見せていた。また次に行くときも買ってあげよう。

 

そして、帰りはJR神戸駅から新快速で大阪に帰ろうとしたが、電車が止まってしまい、乗れず。

 

高速神戸駅から阪急で帰った。

危うく(…って別に乗っても帰れるけど)阪神に乗るところだった。同じホームに阪急と阪神が来ることを知らなかった。

 

…知らないこと多すぎ。

 

思い出の街、神戸
 

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私は大学時代を神戸で過ごした。

 

今は行って帰るだけで疲れるが、JR三宮駅まで電車に乗って、そこから神戸市バスに乗って学校に通った。三宮、元町、神戸あたりは友達と食事やお茶に出かけたり、六甲にもよく行ってた。JR神戸線に乗っていて、ふと窓の外の風景を見ると、どこの駅あたりかが今でもわかる。

 

三宮駅前のダイエーにあるスタバには朝と帰りの2回行ったり、神戸国際会館の地下のマザームーンカフェには友達としょっちゅう行ってはランチやケーキを食べながら話し込んだ。

 

ピアザとモトコーのあの細い高架下を中華街まで歩いて、旧店舗だったYunYunで300円もしなかった汁ビーフンをお店の横にあったベンチで何度も食べた。岡本(摂津本山)で中学生の家庭教師もしてたな。

 

今はあの4年間が、

「期間の長い非日常」だったように感じる。

学生時代の友達と、また神戸で遊びたいな。

 

次女との神戸一泊旅行のお話でした。

家族で大阪城公園へ行った話。

前回書いたように、

家族で大阪城公園に行ってきた。

(行ったのはちょうど、カタールW杯の日本対コスタリカの試合の日だった)

 

環状線で降りるのも久しぶりの森ノ宮駅。

当たり前だが自転車より格段に近かった。

 

大阪城公園の最寄駅

 

大阪城公園は小学校低学年の遠足で行ったのと、一昨年の夫の入院中に気が向いて行ったくらいで、ほぼ何も知らない。

 

最寄駅を調べてびっくりした。

 

 

ビビるほど多い。

 

大阪城公園駅はJR大阪環状線大阪城北詰駅はJR東西線森ノ宮駅はJR大阪環状線・地下鉄中央線と長堀鶴見緑地線天満橋駅京阪電車と地下鉄谷町線谷町四丁目駅は地下鉄谷町線・中央線、大阪ビジネスパーク駅は地下鉄長堀鶴見緑地線の駅。

 

どこから行っても、天守閣までの距離はそんなに変わらない。公園内を色々見ながら歩いたり、写真を撮ったりしていると2〜30分かかる。

 

今回は森ノ宮駅から行った。環状線森ノ宮大阪城公園は隣あっているが、森ノ宮も最寄駅になっているとは知らなかった。降りてみると、駅を出て目の前に公園の入口が見えている。それだけ広大な公園、ということだ。

 

ロードトレインに乗ろう!

 

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大阪城公園内を走る「ロードトレイン」。

 

遊園地の乗り物みたいで子供は大喜び。大人にも、めちゃくちゃ広い公園を歩かず済み、のんびり景色も楽しめる。

 

私は最初からこれに乗るつもりで行き、森ノ宮駅に着いて公園内に入ったら、ちょうどこの画像右のさくら号が停留所にいた。ラッキー!と思って必死で走ったのだが、何と満員で乗れず。後で気づいたが、チケットの券売機も購入できないようになっていた。

 

ロードトレインが来る時間になると停留所に行列ができているので並んでしまうと思うが、チケットを買ってから並ぼう

 

私達家族の目的地は、公園内にある「豊國神社」。ロードトレインの停留所が以前はあったらしいが、今はない。ググってみるとこんなのを見つけた。

 

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ちょっと意味が分からず。

 

エレクトリックカーにも料金がかかるのか?そして、豊國神社の前を通るエレクトリックカーが一度目の前を通ったのだが「満員のため通過しま〜す」と乗れそうもなく。案内板のコースを見ると…

 

↓ロードトレイン↓

 

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↓エレクトリックカー↓

 

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ロードトレインは豊國神社に停車しないし、ルートは重なっていない。エレクトリックカーは乗れそうもないし、突っ立って待っているうちに極楽橋まで行けると私達は豊國神社から極楽橋までまた歩くことにした。天守閣も真下から見て、極楽橋を渡って停留所でロードトレインのチケットを買った。

 

このときもまたチケットを買わずに列に並びかけたが、先に買うらしいと気づいて購入。私達のすぐ後ろで完売。危なかった。また目の前で乗れないところだった。

 

紅葉の時期、晴天の日曜日ということもあってロードトレイン大人気。子供連れが乗るくらいかと思っていたし、大阪城公園が人気の観光スポットであることを普通に忘れていた私、舐めていた。

 

その日の運行状況をチェックしたり、前日までであれば電話かメールで乗車予約もできるので、人が多そうなときに行くときは予約したり、出発時間よりも早めに券売機で買うようにするといいと思う。

 

停留所に来たのは、ピンクが可愛い「さくら号」。車体は4種類あり、さくら号の見た目がいちばん派手。他には、すみれ号・つばき号・ぼたん号があるようで、乗っているときに「すみれ号」とすれ違った。

 

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(ロードトレイン内からも天守閣が見える)

 

乗車中は車内放送が流れているが、音声がこもっていてあまりよく聞こえなかった。極楽橋から森ノ宮駅まで歩くなんてゾッとするし、下の子は満員で乗れなかったときにとても残念がっていたので、帰りに乗れて本当によかった。

 

エレクトリックカーはこれ↓

 

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海外のリゾートホテルの敷地内を走ってる車みたいな感じ。

 

目的地の豊國神社

 

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今回、大阪城公園へ行った本来の目的は、豊國神社にお守りを返すことだった。夫が入院していた病院の談話室や病室の窓からは大坂城がすぐそこに見えた。病気平癒で有名な神社はたくさんあったと思うが、近くにある神社は豊國神社だったので、出世開運を願う神社で病気平癒守を買った。あのときは思いつきで行ったのと、

 

面会時間までの暇潰しだった。

 

(谷四のホテルのチェックアウトが11時、病院の面会時間開始が14時だったため)

 

返しに行くのがすっかり遅くなってしまったが、一人淋しく地味に道に迷いながら行った前回と違って、家族皆で行けてよかったと思う。時間潰しに行ったとはいえ、入院・手術のときは本当に不安だったので、本殿にお詣りしたときは「うちの旦那を出世させてほしいなんて無理なことは頼まない、一生出世しなくてもいいから、どうか元気にしてやってほしい」とまあまあ本気で頼んだな。

 

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低い位から天下人にまでのぼり詰めた秀吉にあやかろうと、出世を願う人々が集まる。お守りも出世や就職祈願、金運守などが多い。長女は父にと、「勝守」を買っていた。

 

長女は最近自分で財布を持つようになったばかりだが、神社に行くと親や祖父母にお守りを買う。私なんて自分の親にお守りを買ったこともないので、我が子ながら優しいなと感心する。

 

夫はというと、入院中はベッドにつけておいたフックにお守りを吊ってあったが、私や娘、義母や友人らが夫の快癒を願って買ってきてくれたお守りを、98%いらないものしか入っていないごっちゃごちゃのバッグに無造作にぶち込んであった

 

罰当たりなことするなアホか!

 

…とお守りを私が出し、ついでにバッグもほぼ空っぽまで整理した。長女が神戸の生田神社で買ったお守りは3月に返したし、私が買ったお守りは豊國神社に返した。誰が買ってきてくれたのか住吉大社のお守りも入っていた。来年は夫婦揃って厄年。とくに夫は男四十二の大厄、それも本厄なので、厄除祈祷を受けに行くときに住吉大社に返してこようと思う。

 

豊國神社大阪城公園内にある小さな神社で、天守閣からも近いのでぜひ訪ねてみてほしい。豊臣秀吉の像が立っているが、何だか後ろ姿が物悲しいオッサンに見える(笑)

 

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次女は「こどもまもり」をポシェットにつけた。ひよこの絵が可愛らしい。反対側には生田神社の「育守」がついている。「お守りは喧嘩をしない」派の私、複数のお守りを持つことは気にしていない。八百万の神々は、人がお守りを何個か持ったくらいで喧嘩なんてしないだろうし神社には初穂料だし…

 

大坂城天守閣を見る

 

「ロードトレインの停留所まで歩くからついでに見るか」と大阪城公園に行っておいてまさかの

 

ついで

 

扱いで行った大坂城天守閣。

 

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天守閣には登らなかったが、間近で見ると圧巻。また行く機会があれば登って天守閣からの景色や中も見てみたいと思う。登ったことはあると思う…多分遠足で。何も覚えてないけど。地元の観光地なんて大体そんなものだろう。

 

夫も大阪の人だし、入院中は病室から毎日飽きるほど大坂城を見てはいたが、ここまで間近に来たら写真を撮っていた

 

通天閣も昔一回だけ行った以外は素通りしかしたことがないしあべのハルカスの展望台も東京から知人が来たときに一緒に行っただけ。普段は家からでも見える普通のビルくらいの認識だ。

 

一昨年、私ひとりで大阪城公園を歩いたときは、「豊臣秀頼淀殿ら自陣の地」や「蓮如上人袈裟懸の松」なども見た。大河ドラマなどで大坂落城の場面を見ていた私は、秀頼や淀に想いを馳せて手を合わせた。

 

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ふと顔を上げて気づいたが、

「←」てこれ案内用?

 

案内板に目を閉じて手を合わせた自分に笑った。その後ちゃんと本物にも手を合わせた。と、こんな感じで大阪城公園天守閣以外にも見どころがたくさんある。

 

前は谷町四丁目駅方向から行って帰ったので、NHK大阪放送局大阪歴史博物館を通って行った。そろそろホテルに戻ろうと、また谷四側から歩いていると、どどんと目の前に現れたのは、

 

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大阪府警本部。

 

これ、コナンでたまに見るやつやん?!へぇーこれ、ここにあったんや!知らんかった!!再現度高いな!!写真撮ろ!!

 

大阪城公園散策より帰り道にたまたま見た府警本部でいちばんテンション上がって写真を撮る大阪市だった。大阪市の区でいうと一応隣の区に住んでいるのに、場所も全然知らなかった。

 

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名探偵コナンの作中では、府警本部長が服部平次のお父さん、刑事部長が遠山和葉のお父さんということになっている。実物の建物は、建築家の黒川紀章さんが設計した。

 

大阪府警本部の建物を見てコナンを真っ先に思い浮かべるほど平和に暮らせていることに感謝したいと思う。大阪歴史博物館も見た目がまあまあ珍しい建物。ここも行ってみたいな。

 

大阪城公園に行くついでに大阪府警本部の建物を見たい場合は、谷町四丁目駅を利用するといい。大阪城公園駅やOBP駅からだとめちゃくちゃ遠い。)

 

ピクニックの時間はなかったが…

 

先日スッカスカになるまで整理した夫のバッグには、畳んでマジックテープで留められるレジャーシートを入れてあり、長女が持っていたバッグには近所で買って家に置いてあった駄菓子とユニクロ感謝祭で配られた銘菓を詰め込んであった。

 

天気は最高によかったので、大阪城公園内でシートを広げてピクニック気分で娘達にお菓子を食べさせようと思っていた。

 

しかし、公園に行く前に「もりのみやキューズモール」で思ったより長く過ごしたことや、森ノ宮側の公園入口から豊國神社まで歩いて、また天守閣を通って極楽橋まで歩いてロードトレインに乗ったため、そんな暇がなかった。

 

雨天や猛暑や極寒でなければ、ピクニックはとてもおすすめだ。「旅行だからピクニックに使うものを持っていくのはちょっと…」というときには、もりのみやキューズモールが超絶便利

 

JR・地下鉄森ノ宮駅から徒歩で行けるショッピングモールで、もちろん大阪城公園にも近い。ロードトレインの森ノ宮駅停留所も近い。手ぶらでも、ピクニックに必要なものがほぼ全て揃う。

 

  • 食事・お弁当・おやつ等

 

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もりのみやキューズモールにはフードコートや飲食店、スーパーマーケットの「セントラルスクエア」がある。私達は今回フードコートのテラス席で食事をしたが、テイクアウトできるお店もある。お弁当やお菓子、飲み物はスーパーで調達できる。というか、ほとんどのものはセントラルスクエアで揃うかもしれない。私は行ってないので、日用品などの品揃えはわからないが、大きめのスーパーなので多分何でもある。

 

  • レジャー用品、ベビー用品等

 

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2階に百円ショップの「セリア」がある。ここでレジャーシートやウェットティッシュなど大抵のものが買える。取り分けるおかずを買った場合は使い捨てのお皿などもセリアに売っている。

 

赤ちゃん連れでも大丈夫。セリアの向かい側には西松屋があるので、ベビーフードやミルクといったベビー用品が買える。セントラルスクエアでも売ってると思うけど。公園で汚したくない服を着せてきたな〜と思ったら西松屋で買うか、数百円のスモックを買って着せることもできる。

 

フードコート内に授乳、ミルクの調乳などができるブースもあったし、キューズモール内のトイレはとても綺麗。

 

  • 医薬品・日用品等

 

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1階に「オーエスドラッグ」がある。マツキヨは調剤薬局なので、虫よけスプレーや日焼け止めなどを買うならオーエスドラッグになる。11月末でも晴れの日だとすごい日差しだったし、刺されはしなかったが虫もいた。

 

もりのみやキューズモール、大阪城公園でのピクニックのためにあるのかと思うほど何でも揃う大阪城公園内でも食べ物や飲み物くらいは何とかなるが、レジャーシートやベビー用品まで揃うもりのみやキューズモールでパパッと買い揃えて行くと快適なピクニックができるだろう。

 

ピクニックをしなくても、子連れじゃなくても、スーパーとドラッグストアと百均が同じ場所にあるのは最強だ

 

私達家族はもりのみやキューズモールの居心地がよかったので、かなり長時間滞在したため、大阪城公園でシートを広げてお菓子を食べる時間もなくなったのだけど(笑)

 

子連れには森ノ宮側!でも…

 

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最初に書いたように、大阪城公園へは複数の駅からアクセスできる。個人的に便利かなと思うのは、JR環状線と地下鉄2線が乗り入れている森ノ宮駅だ。環状線で隣り合う大阪城公園駅はJRだけ。

 

子連れにおすすめの森ノ宮。ただこれは「広い大阪城公園で子供をのびのび遊ばせて、ピクニック気分も味わって、ロードトレイン乗って、天守閣も見えたらオッケー」くらいの場合の話だ。

 

森ノ宮側の入口を入るとすぐに目に飛び込んでくるのが、遊具広場

 

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大阪城公園の中の公園。意味がわからない文章になったが、子供が遊べる遊具(結構大型)がある場所。もちろん無料。長い滑り台などがあり、子供は大喜びで遊ぶだろう。

 

「そろそろお城に行って登ろうか」

 

などと親が言っても、

子供は多分離れない。

 

続いて、建物自体は遊具広場ほど目立たないが、入ったら抜け出すのは至難の業であろう、ボーネルンドの有料の遊び場。プレイヴィル大阪城公園がある。

 

ボーネルンドの遊び場といえば室内遊びのKid-O-Kidのイメージが強いが、「プレイヴィル」は外遊びもできるKid-O-Kidみたいな感じ。あとは窓に絵の具でペインティングできたりとか。

 

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入口はこんな感じ。プレイヴィルは屋外遊びもあり、子供にとっては楽しすぎる施設だ。親としては「大阪城公園まで来て室内遊び?」とか「家の近くに似たような遊び場があるし、今日は旅行で来たのよ〜」となるだろう。

 

旅行などで時間のない子連れの方は、森ノ宮駅はやめといたほうがいいかもしれない

 

でも、ロードトレインの乗り場がすぐそこなんでしょ?……大丈夫だ問題ない、大阪城公園駅側からも「ジョーテラス・オオサカ」でロードトレインに乗れる。

 

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(↑ジョーテラス・オオサカ)

 

デメリットを全て逆にしたのが、小さい子供を連れて森ノ宮側から大阪城公園へ行くメリットになる。森ノ宮駅を降りてすぐ大阪城公園入口に着くので、遊具広場やプレイヴィルの1日フリーパス(再入場可能)で遊ぶもよし、途中で芝生のある場所でピクニックをしたり、プレイヴィルの目の前から乗れるロードトレインで極楽橋まで乗って橋を渡って大坂城天守閣へ行くのもいい。もりのみやキューズモールも近い。

 

ただ、森ノ宮側からロードトレインに乗れず、徒歩で豊國神社へ行ったときに階段をのぼるしかない場所があった。小さなお子さんを連れたご家族のお父さんがベビーカーを担いで階段をのぼっていて、お母さんはお子さんを抱いて、肩にバッグをかけてのぼっていた。大阪城公園内は坂道や階段が結構あるので、ベビーカー必須の場合はできるだけそれを避けるルートを予め把握しておいたほうがいいと思う。

 

日曜日は激混みだったが、森ノ宮側には公園内にスタバがある。このスタバは「リージョナルランドマークストア」というちょっと特別なスタバらしい。

 

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北海道から沖縄まで結構いろんな場所にあるが、大阪ではここだけらしい。

 

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晴天、紅葉、日曜日と人が大阪城公園に来る三拍子が揃ったスタバは一時期のタピオカブームくらいの行列ができていた

 

店内でコンセプトを楽しみながらコーヒーを飲むまでにどれほど時間がかかるのだろう?と行きも帰りも見て思った。

 

大阪に来たらぜひ!

 

一人でのんびり歩くのも、家族や友人同士でも、結構楽しめる大阪城公園。大阪に来ることがあれば、ぜひ足を運んでみてほしいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々の長距離サイクリングの話。

久しぶりに長距離サイクリングをした。

(もう何日も前だけど)

 

私は運転免許を持っているが、私に免許を取らせた父がなぜか頑なに運転させなかった。

 

じゃあ何で免許取らせた?

 

父は長年車関係の仕事をしているので、「娘には運転は向いていない」と見抜いたのかもしれない。夫からも「お前の普段の様子を見てたら、運転はしないほうがいいと思う」と言われる。

 

そんな私の「足」は自転車。

徒歩1分のところでも自転車に乗る。

一昨年、子供乗せ電動自転車を買った。電動自転車は長距離も坂道もラク過ぎて感動した。子供乗せ自転車はタイヤが小さいので、26インチの電動自転車が欲しい。

 

今日は久しぶりに(私としては)長距離のサイクリングに出かけた話。

 

懐かしい道を走って。

 

目的地は森ノ宮

日常生活では全く縁がない場所。

電車で行くなら、大阪環状線か地下鉄中央線。

中央線はもう5年近く乗ってないので却下。環状線は家のすぐそこからさっと乗れるものの、森ノ宮に行った後にも用事があるし、自転車で行けないかな?と何となくスマホでルート検索をしてみると、「谷町四丁目から約5分」と出てきた。

 

それなら行ける。

 

夫が一昨年の秋から昨年の2月まで長期入院していたのが、谷町四丁目にある病院だった。最初はJRと地下鉄を乗り継いで面会に行っていたが、電車に乗るだけで疲れるのと、それなりの交通費もかかる。あと「最寄りの出口」から病院まで歩くのが私の感覚ではものすごく遠かった

 

「一度自転車で行ってみよう」と思いつきで行ってみると、自宅から片道40分ほどかかるものの、電車を待ったり乗り換えの駅まで歩いたりするより気楽だった。治療中の夫は、面会に行った私がもし新型コロナウィルスどころか軽い風邪を移してしまっても大変だとのことだったので、人の多い電車よりも自転車のほうがリスクが低いという利点もあった。

 

久しぶりに当時と同じ道を走ってみて、

 

この私がよく通ったな…

 

と心から思った。こんな遠かったのか

(ちなみに夫は退院し、フォローアップ治療になっているので一応元気です)

 

大阪を知らない大阪人

 

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夫が入院して、無縁ではなくなった谷町四丁目付近は驚きの連続だった。談話室の大きな窓からは目の前にどーんと大坂城が見える。

 

大阪城公園は小学生の頃遠足で行ったことがあるが、JR大阪城公園駅で乗り降りしていたからか、谷四に突如出現した大坂城天守閣にビックリした

 

ある日の面会前、何か買っていくものはあるかと連絡すると、漫画の最新巻が欲しいというので、近くに書店があるかを携帯で検索した。

 

Googleは私に、天満橋ジュンク堂書店が近いと親切に教えてくれた。…天満橋?谷四と天満橋って近いの?天満橋には行ったことがあったが、谷四から近いとは全く知らなかった。自転車で行ってみると、

 

本当に近かった。

 

谷町付近に限らず、私は基本的にどこでもこんな感じになる。方向音痴だし、東西南北もわからない。小学生の娘が学校の授業で東西南北を習っていて、「それって学校で習うんだ」と驚いた。多分私も大昔に習ったんだろうな、授業を聞いてなかっただけでと思った。どこにいても方角がパッとわかる人、すごい。

 

娘が持っている社会科の教科書は、「わたしたちの大阪」。3年生になってこの教科書を持ち帰ってきて裏に名前を書いたとき、「社会科って…大阪のことだけ習うの…?」と一瞬思った。今調べてみると、副読本の扱いらしい。社会科のテストを見ると方角や地図記号、公共施設の使い方や役割などを勉強している。

 

「大阪のことだけ習うの?」などと書いたが、その大阪で生まれ育った私は、大阪のことを何も知らない。地理はまるでダメだが、科目としての社会は苦手ではなかった。

 

私、小学校で何勉強してた?

 

勉強なんてしたことなかった…(笑)娘達には、地元大阪のことを含め母と違ってしっかり勉強してもらいたいと思う

 

谷四から森ノ宮を目指す

 

話は戻って、見慣れたけれど久しぶりの谷四交差点。病院に行くときは直進するが、森ノ宮へのルートでは曲がれと表示された。これ、着くのか?とたまに信号待ちでマップを確認しつつ自転車を走らせると数分で着いた

 

この時点ですごい疲労感…

 

自宅→西成区萩ノ茶屋にある有名なホルモン焼き屋さん(しかも臨時休業)→堺筋を戻って四天王寺を見ながら谷九、谷六、谷四と走り、やっと森ノ宮森ノ宮環状線に乗って行っても「遠いな…」と思うくらいの場所なのに、私自転車で来た!!(電動だけど)

 

ホルモン焼き屋さんに行くときも、着いてみると私が思っていたのとは全然違う場所だった。大昔にあの辺りに祖父と行った記憶があったし、当然地名も知っていたのに、「あのへんのことかな?」と何気なく思っていたところとは全然違った。…私はこういうことが本当に本当によくある。

 

もりのみやキューズモール

 

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やっと着いた。オープンしてから数年経つが初めて行った。少し買い物をして、疲れたのでフードコートでお茶を飲んで休憩。


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もりのみやキューズモールのキャラクターは黄緑色の「モリスペクター」。キャラ設定によると26歳男性で森ノ宮をリスペクトしているらしい 

 

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フードコートの前には子供達が遊べるスペースが。遊具はもっとあったが、遊んでいる子供達が写ってしまうのでこれだけを撮影。絵本などを読めるお店もあって、近々大阪城公園に家族で行くときに寄ってみようと思っている。


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着いたときはまだ明るかったが、すっかり暗くなっていた。

 

さて、森ノ宮から目指すのは阿倍野方面。そんな道は一度も自転車で走ったことはない。気がついたら暗いし、帰れるのかと一瞬不安になった。

 

自転車で通れる道のナビアプリは、ルートの線が地図上に出るのとおおよその所要時間を見られる以外は有料なので登録せずに無料の機能しか使っていない。それを見てみると、ほぼ一本道。

 

こっち方向に一本道ねオッケー!…と走っていると、「大阪女学院」の前を通過。中学の頃、英検の会場になったので父に車で送ってもらったことがある。母は私を大阪女学院に入学させたかったそうだが、高校受験の話にも書いたように父が「絶対に公立中、公立高!」と主張したため、別の学校に入った。

 

夕方を過ぎて暗かったけれどとても綺麗な校舎で、部活か勉強をしていたお嬢さん達が下校していた。中学生時代の私は、英検を受けに行ったとき「こんなお嬢様学校に受かるはずも馴染めるはずもないわ、遠いし…」と思った記憶がある。

 

森ノ宮から電動自転車だと近いだけで、多分駅からだとそれなりに遠いかな。実家から森ノ宮駅よりだいぶ近く、駅から徒歩5分もかからない高校でもほぼ毎日遅刻していた私は行かなくて正解のようだった。

 

綺麗な公園や一軒家、マンション、お店…いいところだなぁと自転車を走らせていたものの。

 

で、ここ…どこ?

 

また制服を着た学生さんがたくさん出てくるところに遭遇。名門・高津高校の前を通った。高津高校は旧第5学区のトップ校。今は撤廃されたけど、あの学区編成は謎だった。

 

私は旧第6学区。天王寺高校がある学区だった。学校の数がすごく少ない上に、天高はかなりの学力、住吉高校もそれなり以上の力がないと入れない。真ん中あたり…となると阪南高校、阿倍野高校に集中。第5学区の高津高校や清水谷高校、夕陽丘高校、第3学区の高校のほうが近かった。

 

(こんなことを書いている私は専門学科の高校に行ったため、学区制は一切関係なかった。)

 

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津高校あたりで見つけた地名。

ローマ字表記でわかったが、えさしまち。

「えさ」とか「えささ」と読みそう。

大阪も難読地名が結構たくさんある。

 

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こちらは、「おばせちょう」。

「まち」と「ちょう」は仕方ないにしても、初見では読めない(笑)鶴橋あたりに小橋という地名があるのは知っていたが、読みまでは知らなかった。

 

あれこれ考えていると、「味原本町」という地名が。味原って、鶴橋駅からすぐのところよね。鶴橋……?環状線の駅で考えれば、森ノ宮から鶴橋を通ってもおかしくないが、自転車でぼーっと道なりに走っていて突然の鶴橋出現にビックリ

 

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多分、鶴橋であろうと私が思っている場所。細工谷の交差点から撮ったかな?忘れた。

 

ちょっと大きな交差点(細工谷)に出ると、今度は「聖バルナバ病院」を発見。長女を妊娠したとき、健診や出産で通おうかなと思ってやめた病院。マタニティクラスがとても充実していて、院内のレストランも美味しそうで、鶴橋から送迎バスもある。

 

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かなり前向きに検討したが「鶴橋からバスか、遠いかなぁ…あと個室にすると入院費用すごいな…」とやめて別の病院にかかり、そこからまた転院し、娘二人は兵庫県西宮市の病院で生まれた

 

鶴橋が遠いとは…??

 

娘達の「出生地だった かもしれない 病院」という何の縁もないところの写真を、わざわざ道の反対側に渡って撮った

 

その後、まだまだ道なりに走った。

 

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また学校を見つけた。ん?この学校、見たことある。それも何度も。校名を見ると夕陽丘高校だった。つまり、私が通った高校の近くだ。ここなら、ちょっといけば母校を見て帰ることもできる。一瞬寄り道してみようかと考えたが、迷ったら嫌なのでやめた。

 

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この道をどちらかに行けば、多分母校が見られたと思う。場所は変わっていないが、校舎は建て替えられて、校名も変わった。

 

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そして気がついたら寺田町。

 

興国高校のクリスマスツリーとハートがとても綺麗だった。寺田町まで来たということは、もう駅でいえば次が天王寺。目的地は近い。

 

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あべのハルカスが見えた。もしいつまで走ってもこの超高層ビルが見えなかったら道を間違えているということだ。さすがに寺田町を通ったのでもう大丈夫だとはわかってたけど。


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天王寺デニーズ。ここをまっすぐ行けば、JR天王寺駅の北口だ。もうナビはいらない。自転車ナビのルートでは河合塾を曲がれと言っていたが無視。

 

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あべのキューズモールに到着。

目的地の少し手前なので寄った。

出発したのは「もりのみやキューズモール」。

 

阿倍野森ノ宮は遠くはないが、自転車でもりのみや・あべの両キューズモールをハシゴする人はあまりいないと思う

 

というわけで、浪速区西成区中央区天王寺区阿倍野区を走ったサイクリング終了。大阪城あべのハルカス通天閣四天王寺を全部すぐそばで見た。もうサイクリングどころか大阪観光である

 

そこまでして、

一体何をしに行ったのかというと…

 

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ポイントカード作りに行った。

 

それなら近いあべのキューズモールで作れるのでは?ということだが、左の薄ピンクのカード、あべのキューズモールのインフォメーションカウンターでは在庫切れ。もともと持っていたのだが、全然使わなくて失効してしまった。最近になって毎日のようにキューズモールに行くのに、ポイントカードがないのはもったいないと思ったのだ。

 

何色でもよくない?

 

…私はこういうところにものすごくこだわるので、このピンクじゃないと嫌だった。どうでもいいが「ラ・ミノール」はみのおキューズモールのキャラクターだ。せっかくなので、ニトリデコホームとかセリアとか、買い物もしてきたけどね。

 

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(種類はこんなに↑豊富)

 

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私がこれしか嫌だと森ノ宮まで作りに行ったピンクのキャラはパリ・モンマルトル出身の21歳らしい。15歳年下のパリジェンヌと…最後の一文にだけ共通点が。

 

「実はひどい方向音痴」

何だか愛着が増した(笑)

 

夫には、もりのみやキューズモールのキャラクターのカードを作ってもらった。夫は私と違って、あべのキューズモールのフードコートでカツ丼を食べるときくらいしか使わないと思うけど。

 

ポイントカードを作ってすぐにポイント5倍期間が始まったので作ってよかった。

 

「ポイントカードを作りに行った」のも理由だが、体調がよく、ただ気が向いたから行っただけの楽しいサイクリングだった。

 

昔とは別の場所、天王寺

 

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高校生の頃は、学校の帰りに寄る場所といえば天王寺だった。今はあべのハルカスやキューズモール、その他商業施設がたくさんあり、天王寺公園は「てんしば」の愛称で親しまれるようになった。

 

昔は…天王寺ミオ、あべのルシアス、あべのアポロくらいしかなかったような。高校生が入れるお店もマクドナルドとか。TSUTAYAのあたりにあたったような。JR・地下鉄天王寺駅近鉄阿部野橋駅周辺で何をしていたんだろう?

 

今はあべのキューズモールのフードコートには学生さんがたくさん。塾や部活帰りなのか、楽しそうに友達同士で食事をしている。地下に行けばファストフードやデザートのお店も充実。梅田、難波にボロ負けの場所ではなくなった。

 

昔よく行ったのが、通称「ごちビル」の2階か3階にあったパスタ屋さん。オムライスの北極星もあったなぁ。懐かしい。電動自転車を持っていなかった頃は、自転車で天王寺に行くことなどほぼなかったけど。

 

街並みはどんどん変わっていくのだなと、自転車で走りながら思った。ドンキまでできてるしね。

 

家族で大阪城公園へ行こう!

 

夫が手術を受けることになったとき、面会時間の前に大阪城公園内にある「豊國神社」へ行った。

 

豊國神社には、豊臣秀吉(秀頼、秀長も)が祀られている。天下人・関白にまで出世した秀吉にあやかろうと、出世開運や仕事成就を願って来る人が多い。私は、「夫の出世は期待しないので、命は助けてやってほしい」とお願いして、病気平癒守を買った。

 

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入院中はたくさんの人が夫を心配してお守りを持ってきてくれた。面会時間も短く、1日にひとりしか面会できない中、ありがたいことだなと思った。夫のベッドにつけたS字フックに、お守りをたくさん吊り下げてあった。

 

私が豊國神社で買ったお守りをいまだに返せていないのと、日曜日に家族で少し出かけるのもいいかな?と近々大阪城公園へ行ってみようと思っている。

 

森ノ宮から行くルートだと、私が自転車で行ったキューズモールや公園内の子供の遊び場などが近いらしい。さすがに、電車で行くけどね

 

体調がいい日なら少しは外に出られるけれど、大抵は家で寝てる私。夏は無理だけど、真冬は平気なので、またどこか「少しだけ遠出の」サイクリングもしてみたいと思う。

 

そんな、お話。

 

ファンデーションを買った話。 ほか

1万年と2千年ぶりくらいに、

ファンデーションを買った話。

リキッドは面倒なので、パウダーにした。

 

ベースメイクは元から適当だったが、マスクをするのが当たり前になってからはファンデーション、チーク、口紅は全く使わなくなっていた。

 

マスクに色が移るし、化粧自体面倒だし…

 

dプログラム、ライン使い。

 

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今まで長年使っていたカバーマークの「ジャスミーカラー」シリーズをやめて、今回はdプログラムのパウダーファンデーションと化粧下地を買ってみた。

 

一昨年くらいから化粧水と乳液と洗顔もdプロを使っているので、ライン使いになった。私、全然敏感肌ではないけど。

 

下地は何でもいいかなと思ったが、色だけは自分の肌にバッチリ合うカバーマークのファンデーションと違い、資生堂の中でもdプログラムのファンデーションは色が暗め+黄みが強めなので、下地も購入することに。

 

コントロールカラーの下地は使ったことがなかったが、グリーンのCC下地で頬の赤みを消して使うと大丈夫だったので、初めて使ってみた。

 

 

今まではプリマヴィスタの下地(乳液みたいなタイプ)を使っていたので、dプロのクリーム状は伸ばすのが少々めんどくさい。でも、あっという間に慣れた。チューブから出てくるのはお菓子か何かかと思うような黄緑のクリーム。赤みを消し、トーンアップもされる。SPF20・PA+++なのもいい。

 

この下地の後にファンデーションをつけず、以前から持っているdプロのプレストパウダーをつけたりもする。(…長時間つけてるとくすむけど)

 

 

ちなみにこれ、だいぶ前から何度も買っていて、長女の幼稚園の卒園式にもつけて行った。「エアリー」というだけあって本当に軽いつけ心地で大好きなのだけど、色展開が1色なのが残念…。ミラコレやスノビューみたいな色なしが出たらいいなぁ。

 

難しすぎる色選びと私の鉄則。

 

 

めちゃめちゃ優しい資生堂のお姉さんがいるマツキヨで、2回試してから買った。パウダーファンデーションのサンプルは大抵「標準色」しかないので、マツキヨのカウンターで試してから購入。

 

私のようなややこしい肌の色の人もそうでない人も、カウンターでつけて即購入するのはあまりおすすめしない。サンプルで試せるのがいちばんいいが、色がないなら店頭でつけて、その日1日つけたまま過ごしてみて、つけたて以外の状態を見たり、崩れ方を確認したり、照明が明るい化粧品カウンターの鏡以外のところで肌の色と合っているかなどをチェックしてから買ったほうがいい。

 

1回目はピンクオークル10とオークル00を顔の半分ずつに塗って色を比較して、家族を含む3人に見てもらい、黄ぐすみしたり赤黒くなったりしないかを見た。2回目は、上に書いたグリーンの下地と全顔にオークル00を自分でつけさせてもらってその日を過ごした。

 

そのお姉さんがいる日にマツキヨに行って、

オークル00に決めた

資生堂では大体オークル00判定が出る)

 

ドラッグストアにせよデパートにせよ、その場で決めないのが私の鉄則。ただでさえ自分の肌に合う化粧品が少ない上、なかなか使い切れないアイシャドウやファンデーションの色選びをミスるなどありえない。

 

そのお姉さんからは、CC下地、夏限定だけどまだ残ってたdプロのオールインワンジェル、ファンデーションのケース、dプロのではない朝用乳液を買った。

 

試して一旦帰ってから考える

 

これだけでミスることはだいぶ減るはず。

 

私にとっては「標準色を買っておけば大体合う」人が羨ましい…。dプログラムのファンデーションは暗めなので、普段は標準色の人でも、ひとつ明るめの色も試してもいいかもしれない。

 

dプロファンデーションレビュー

 

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色選びは難しかったが、使用感はとてもいい

 

ちなみにdプロの化粧品は「薬用」なのも安心。化粧を落としたとき、肌が全く疲れていなかった。すごい!!dプログラムが販売している下地はクリーム状の薬用CCだけなので、使用感の違う下地もあると嬉しい。(BBクリームはあるが、色が合うはずがなく試すまでもなく却下)

 

ただ、「つるりん陶器肌」が好みの人には合わないかなと思う。下地をしっかり伸ばして、少し時間を置いてからつけないとヨレそうな感じ。ファンデーション特有の重たさも感じないので、色は自分にドンピシャ!!とはいかなかったものの、概ね満足している。

 

マスクには、まあそれなりに色はつく。でも、ノーズワイヤーのところくらいかな?前に使ってたファンデーションは、全体的についてしまった。

 

私はおでこが脂っぽくなりやすく、スキンケア直後でもペタっ…となる。dプロのファンデーションは「テカらない」とは言えないが、皮脂と馴染んで私のデコにしてはまだマシくらい。このファンデーションをつけている間に特に不快感やベタつき、カサつきを感じたことはないので、無事ファンデーションに復帰できた

 

仕上がりは薄づきでもなく、ガッツリ!!でもなく。まあ、「塗ってます」感はそれなりに出る。薄づきが好きな人は「ボテっとする…」と思うかも。

 

崩れ方は、マスク生活なのでどうしても取れてしまう部分はあるが、そんなに汚くない。心配していた「黄ぐすみ」は意外にも起こらなかった。年のせいか元からなのか日焼け対策が甘かったのか、私の首が結構黄色っぽいのもあるかも。

 

でもやっぱり、マキアージュなどの他の資生堂ファンデーションよりは色が暗く、dプロのオークル00がもう少し明るければな、とは思う。

 

ケースはカチッとはめ込むタイプなので、家にあるものにでも入れられたが、dプロのパウダーファンデーションケースは薄くて小さめでかさばらない。よくある化粧ポーチ→ファミリアの布ペンケース→プリキュア映画グッズのいちごメロンパン小物入れとどんどん小さくなってきた私の持ち歩き用ポーチにもすんなり入る。

 

スキンケアもdプログラム

 

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2年前、トライアルを使ってみてdプロええやんええやん!となってからは、Amazonで安くなってるときを狙って買っては使い続けている。私は敏感肌ではないが、アルコールフリーなのでにおいもないし、プッシュ式なのも使いやすい。

 

 

この前までは混合肌用のブルーと保湿力がいちばん高いピンクを使っていたが、今月に入ってからボトルも白い美白タイプを使い始めた。化粧水のつけ心地は、ピンクの保湿タイプに比べると軽めかな。夏場や吹き出物が気になるときは、オレンジのアクネケアタイプを使っていた。かなりサッパリめ。

 

ピンクのボトルもすごく可愛いけど、白もシンプルでとても気に入っている。私の頬はシミがすごいし、この夏は日焼け対策を頑張ったけど、美白タイプを使うタイミングだったのかも。

 

 

ピンクの化粧水がちょうどなくなったので、美白タイプを使い始めたのと同時に開封したのが、クリーム。夜だけ使用。クリームなんて使うの久しぶりすぎる。これは誕生日プレゼントに友人が贈ってくれたもので、ベタつかずめちゃくちゃいい。大事に使おうと思う。

 

dプロのUVラインは合わず…

 

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「アレルバリア」シリーズの日焼け止めは、左のシャカシャカ振って使うエッセンスも、右のチューブ状のクリームも私には合わなかった。

 

エッセンスはSPF50、クリームはSPF30で、どちらもPA +++。秋冬用の日焼け止めを探していたときにドラッグストアで試してみたが、クリームのほうは、これって軟膏??と思うくらい固く、伸びが悪く、白浮きした。

 

肌に優しい日焼け止めはこうなることが多いので、秋冬用〜春頃の顔用日焼け止めはエリクシールホワイトのデーケアレボリューションをマツキヨのあのお姉さんから購入。ファンデーション試したときにね。

 

 

これは洗顔後につけると乳液+日焼け止め+化粧下地にもなるレボリューションなものらしい。SPF50のものもあるけど、35にした。春先に買ったのは何でそれにしたのか忘れたが同じエリクシールの「シュペリエル」のほうだったので、残ったのを母親にあげた。

 

日中に家から一歩も出ない日も多い夜行性人間かつ明るいのが苦手で遮光カーテンを閉め切り、照明も暗くしてるなので、朝も普通にdプロの乳液を使うことも多い。…マジで動物園の夜行性動物展示コーナーみたいな生活してるな…私。

 

夏場は顔用はラロッシュポゼやビオレの500円くらいのピンクのやつ、体用もビオレのアクアリッチを使用。日焼け止めのことを書いた記事…一体いつから下書きにしたままなんだろう。またupしよう(笑)「来年に向けての覚書」とか「一年中使う日焼け止めについて」みたいにしようかな。

 

11月に入ってもお天気の日なんかはヤバいくらい日差しが強いので、日焼け対策は必須だね…10年前に気づきたかったわ

 

ついでに、カバマの話。

 

 

かなり長年お世話になったカバーマークのジャスミーカラーシリーズ。今回dプロに乗り換えたが、決してカバマを嫌いになったわけではなく、また使うこともあるんじゃないかと自分で思う

 

私に色が合うのはこれだけ

 

とも言える、運命の出会いみたいなファンデーション。一切くすむこともなく、もう一生これだけ使っていてもいいくらいだと思う。ちなみに、BNのBはベージュではなく、ブルー。カバーマーク独自のカラー診断でブルーかイエローかを勧めてくれる。パーソナルカラーのブルーベース、イエローベースとはまた違うとのこと。

 

ただ…これね、貶すわけじゃないけど…

 

色が合うだけなの( ;  ; )

 

色は文句なしだけど、マスクには内側全体につきまくるし、カバー力はそんなになく薄づきで、値段が高い。あと、ちょっと乾燥するかな?リキッドもパウダーも使ったけど、パウダーはより乾燥が気になった。

 

色がピタリと合うのはファンデーションとして最高に優秀だけど、CCベースを使えば資生堂のオークルでも問題なく使えるし、肌に優しいので、また1万年と2千年後にはカバマに戻ってるかもしれないが、今回はdプロにした。

 

「どこのファンデーションの色も合わない…オークル系は黄色くなるし、ピンク系は赤黒くなるし…どうすれば…」という人は、カバーマークなら合う色が見つかるかもしれない。

 

ファンデーションは変えたが、コンシーラーはカバマのまま。コンシーラー全然使ってないけど。多分なくなったらまた買うと思う。

 

 

最近のアイ・リップメイク

 

 

コロナ前から冬場はマスク生活をしていた(インフルエンザや風邪予防、あとは次女を妊娠中からマスクをつけるのが普通になった)ので、マスクより上しか化粧をしていなかった

 

これも長年、発売当初から使っていたルナソルの「セレクション・ドゥ・ショコラアイズ03」がついに廃盤になったので、必要に迫られて日常使い用アイシャドウを購入

 

ちょうどそのときはコロナ禍…百貨店の化粧品カウンターはお試しができず、商品やテスターに透明のシートがかけられていた時期だった。

 

試さずに買うとか絶対無理

 

な私、かなり困った。「ベージュ系、ブラウン系なら何でも似合う」という人が心底羨ましい。化粧をする機会は激減していたし、1個しかいらないので失敗は許されない

 

やっとカウンターで美容部員さんにアイメイクをしてもらえる時期に、どんなときでも使える無難な色で私の変な肌色でも浮いたり顔色が悪く見えたりしないアイシャドウを探すことに。

 

で、買ったのがスックのシグニチャーカラーアイズ01「瑞花」。粉質が素晴らしい。左上のラメも全く飛ばない。ていうか、これ  粉  なの?と思うほどの滑らかさ。マグネットで閉じるケースもいい。…持ち歩くにはデカいけど、持ち歩かないし別にいい

 

しかし、

ひょっとしてこれ似合ってないかも疑惑もあったが、全色使ったりどれか抜いたりすると、幼稚園の行事でもお葬式でも日常生活で人と会うときでもこれだけでオッケー!になった。

 

「似合ってないんじゃ?」の原因は、ずっと使っていたUZUの黒リキッドアイライナーだった。カスカスになってなくなったときにストックが見つからず、ローソンで取扱いがあるインテグレートのジェルアイライナー(ブラウン)を使ったら落ち着いた。ルナソルを使ってるときは合ってたし、リキッドアイライナーの中でUZUはデパコス以上に優秀だと思う。

 

 

集合写真を撮られる親子遠足の日に「やば!!アイライナーない!カッスカス!!とりあえずローソン行こ!!」とその場凌ぎで買ったのが当たりだった。ジェルライナーらしいが、繰り出し式で使うペンシルタイプ。ドラッグストアだと芯だけ買えるし、蓋つきなのもポーチ内で事故らなくていい

 

そして、リップメイク。

口紅は一切買わなくなった

目から上だけメイクのときにもさっさと使えるので、ニベアのカラーリップクリームとdプログラムのリップエッセンスの色つきを使っている。ニベアの上にdプロを重ねるときもある。

 

 

マスクをつけてるときはいいが、人と食事をするときや、うちの娘の幼稚園の園長が大好きな集合写真では「お母さんたち!写真のときだけマスク取って!!」とかいきなり言ってきても、鏡も見ずにさっさと塗れる。

 

ニベアはまた私のこの変な顔色には「スモーキーローズ」しか合わなかったが、色展開は豊富。普通に落ちるけど、別に今はそれでいい。口に色が必要なときだけつければいいから(笑)

 

当分はマスク生活のつもりだし、冬場は元からマスクしてるし、口紅を次に買うのはいつになるのやら?

 

それすら面倒になった最近では

 

 

面倒くささが加速しまくり…

 

「目から上だけ化粧をしている」と書いたが、最近はアイシャドウもあまりつけていない。ちょっと色入れるか、と思ったときはマジョリカマジョルカの550円で買える単色アイシャドウを、激烈適当に指でつけるときもある。きちんと化粧をしよう!というときはスックのを使うけど。

 

(この画像だとかなり似てるが、下はピンク)

 

目元は…

  • アイブロウ
  • (ビューラーをして)透明マスカラ
  • ピンクのアイライナー
  • たまに単色アイシャドウ

 

これだけのことが多い。最近ちょっとだけ出かけることが増えたのと、行き先に夫の知り合いがいたりもするし、完全スッピンはさすがに…と申し訳程度している化粧

 

よく「眉毛だけ描いてる」「眉とアイラインとマスカラだけ」と口コミサイトなどに書いている人を見かけるが、私はそれをやるとむしろ何もしていないより変になる。かといってベースメイクだけだと能面だし。「化粧をするなら全部やってしまわないとおかしい」という面倒なブスだ。

 

これを解決したのが、ピンク系アイライナー

 

騙されたと思ってやってみたら、アイシャドウや黒のマスカラを使わなくても大丈夫だった。マジョリカマジョルカのラインマニアはレフィルだけ買える。芯は細く、少々固めだが私は痛いと思うこともなく普通に使えた。目の周りをぐるりと囲んでしまうだけ。

 

インテグレートのほうは太めの芯で、このシャドウタッチのほうはレフィル販売なし。細いほうの黒とブラウンのは芯だけ買えるんだけどね。

 

これは「アイシャドウとアイライナーのいいとこどり」らしい。確かにそんな感じ。「抜け感」とやらはどうでもいいし、出先でもペンシル1本持ってるだけでさっさと描けるので便利すぎる。

 

インテグレートのアイライナー、蓋を上から見るとハートの形になってるのが可愛い♡

 

…久々にファンデーションを買った話のはずが、結局ほとんど全部ブチ込んでしまった。「化粧は時間がかかるのが面倒くさい」は解消されたし、肌の調子も悪くないし、命の母も飲み始めたし、スッピンよりはマシな肌になれてたら、いいな…

 

そんな、お話。