眠れぬ夜のひとりごと。

タイトル通り、眠れない夜の暇潰しにやってます。半分寝てて誤字多いです。

結局ちむはどんどんしなかった話。

ちむどんどん、ついに最終週。

 

完走したー!!

 

最終回は、

「完」ではなく「おわり」と出ました。

 

で…前回書いた内容が、

予言みたいに色々と当たってしまった。

 

予言大当たり!

 

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暢子は、結婚披露宴で覚醒し「沖縄料理のお店をやる!」と宣言して、アッラ・フォンターナから独立。妊娠・出産と時期が重なりながらも東京に「ちむどんどん」という沖縄料理店を開店。最初は流行らず、ついに坊主を通り越して一時休業に。そして当然のように大繁盛したところで…やっぱり沖縄移住エンド。そして、山原村に食堂開店も大当たり!!

 

↑「やっぱりちむはどんどんしない話」に書いた通りになった。私じゃなくても予想できたと思うけどね。

 

超駆け足で頭が追いつかない

 

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出産の翌週に、「1年後」と出て、生まれたての息子・健彦は、一瞬でもう台詞を喋る幼児に。子育ては義母の重子(しーちゃん)や三郎さんの妻・多江さんが曜日を決めて手伝ってくれたため問題なし。多分、都内のあの豪邸に暮らす重子にとっては実の孫だが、多江は鶴見から通って手伝ってくれていたことになる。

 

矢作を「ちむどんどん」の料理人にするとかしないとか色々あったときに登場した、矢作の妻がこの役割をするのかな?と思ったけど、迷惑をかけたフォンターナに謝罪した以降出番はなく、最終週の「暢子から房子への手紙」の中で、ちむどんどんのおかみさんをやっているシーンに再登場。

 

それにしても、このドラマの中では、

手紙が超便利アイテムだった

暢子から母や房子らに宛てて書いた手紙で「私は何々することになりました。誰々もどこどこで頑張っているようです」とか暢子の声で読まれ、それが映像で映るぶっ飛ばしアイテムだった。

 

暢子の兄・賢秀は清恵と、歌子は智と普通に結婚。最終週の前週、24週はこれまでの話の整理、智と歌子の結婚、暢子一家の沖縄移住を描いたので詰め込みまくり。

 

比嘉家の借金は、賢秀からの仕送りで完済したとのこと。夫婦ともに教員の良子、東京でレストランに勤めたり独立後の沖縄料理店も繁盛した暢子も仕送りしてたと思うけど…まあ、完済できて何より。総額いくらだったのかな?ついでに、ずっと言っていた「倍にして返す」まで実現したと最終週で語られた。

 

お金といえば。

 

暢子が貯めてきた開店資金200万円を賢秀がマルチ商法に手を出したせいで騙し取られたとき、「暢子ちゃん、お金を送ろうね、開店資金にして」と即答してくれたのは、義兄の石川博夫。

 

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200万円を姉夫婦に返したかはわからないけど、博夫も良子も、和彦と暢子に沖縄移住を勧めていたのでこれも問題なし。「ちむどんどん」は閉店するわけではなく、これも誰でも予想できたと思うけど、矢作が引き継ぐことに。そして…暢子こだわりの沖縄そば、映る度に思った。

 

出汁の量少なくない?!

 

後半はもう駆け足のブチ込みの…

 

ここまで焦るなら、また、ヒロインの息子の成長が数分しか描かれないなら、いらなかったのはやっぱりうまんちゅ給食の話かなぁ。週をまたいで描いていたけど、何が起ころうが結末は「子供達がおいしく食べてくれました」以外にないんだし、あんなに時間を取らなくてもよかったかも。

 

見るか見ないか、それだけ!

 

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「ちむどんどんするかしないか」で暢子は沖縄移住を決め、和彦は智に歌子への想いを伝えるように促していた。とにかく「ちむどんどん」言いまくり。何かと比較してきた、そして後半になるほど似ているところの増えた「ちゅらさん」は意外にも台詞にちゅらさんは出てこなかった

 

上の台詞を私達視聴者に当てはめると、

見るか見ないか、

見たいか見たくないか

 

だと思う。

 

「ちむどんどん」はたまたま第1週の配信に間に合って、見始めたら何だか義務感のようなものが出てきて、最終週まで見た。私はこういうことがよくあって、ある程度のところまで見たら全部見るけど、放送前に注目していても時間が合わなかったりで何話か飛んでしまうと見るのをやめる。アニメでもドラマでも何でも。

 

たまに離脱するときもあるけどね(笑)

大河ドラマ「いだてん」を「りだてん(離脱)」したな。「麒麟がくる」は放送前からとても見たかったけど、見られないことが多くなってほぼ見なかった。

 

NHKプラスの配信で見た朝ドラはちむどんどんが初めてだったけど、「なつぞら」は当時幼稚園児だった長女と見るようになって、気がつけば夫も参戦してきて、最終回まで見た。なつのおじいちゃんを演じた草刈正雄、「ちむどんどん」最終週に登場!

 

ちむどんどんは、

無料見逃し配信があったから最後まで見た。

12週くらいでついに何話か見逃して、15分のダイジェスト版を見たことが一度だけあったかな。大体「あっ!今週の配信終わる!」とその週の5話を一気見することが多かった。

 

NHKプラスがなかったら、

多分10週ももたなかったと思う(笑)

もう最後だし、あまりけなしたくないので、

「見るか見ないか」を決めるのは私達。

私は「見る」ことを選んだ。

 

ちゅらさんの時代は、テレビでしか見られなかった。今はテレビはもちろん、NHKオンデマンド(サブスク)やNHKプラス(期限のある無料見逃し配信)があるので、スマホで好きな時間に見られるというのが大きかったと思う。

 

我が家はBSを契約していないので、本放送の時間にテレビをつけたり録画してでも見たかと考えたら多分見なかった。

 

最終週、いいところもあったけど…

 

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暢子一家が沖縄に移住して一年後。

 

最終週らしく、高校時代の親友・早苗、暢子に片想いをしていた正男(←存在忘れてた)、良子にプロポーズして振られた喜納金吾らが再登場。

 

そして、「決着のつけ方を考えていなかった」謎のペペロンチーノ勝負で房子に沖縄に来てほしいと頼んでいたが、大里さん草刈正雄)がお母ちゃんを探していることを知ったため、一緒に来たようだった。

 

大里さんは優子の姉の最期を看取った人。形見の品を持参し、「見捨てたんじゃない、探したけど見つけられなかったと妹に伝えてほしい」という姉の言葉を優子に伝えた。

 

生死のわからなかった姉の最期を知ることができ、姉が大切にしていたかんざしを受け取ったお母ちゃん。よかったね。

 

そして沖縄二世の房子は、甥である賢三(お父ちゃん)の墓まいりをして、目の前の海に「ただいまー!」と嬉しそうに大声で叫んでた。

 

暢子は、実家で食堂「やんばるちむどんどん」を開店することを決意。まあ普通にみんなが協力してくれて、製麺機壊れてオープンの危機〜でも初日から大盛況でした〜

 

トラブル何もなしの最終週もおかしいけど、あれこれ詰め込みすぎ感があったし…大ピンチだったけど皆総出で徹夜で材料を用意して、何とか開店できた!くらいでよかったような。

 

そんな時、歌子、倒れる。

 

これが一番いらなかったかな…。

東京の病院で検査をしても原因不明だった歌子の病気。原因や病名が一切語られないまま、医者が「あとは本人の気力と体力…」とか言い出した。

 

熱が下がらず、意識不明。

どうやら生死を彷徨っているらしい。

 

何の病気???

 

(具体的な病名を出さないのは、その疾患をもっている人への配慮とも言われている)

 

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賢秀・良子・暢子がお父ちゃんのお墓の前で海に向かって「お父ちゃーん!歌子を助けてちょうだーい!」と叫び、暢子にだけお父ちゃんカットイン。

 

お父ちゃんが亡くなったときはこの逆で、暢子にだけ特に何も言わず息を引き取ったからかな。

 

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最終週には、ちゅらさんのニーニーを演じたゴリが、父親役だった堺正章と同じタクシー運転手として登場。車内にゴーヤーマンがぶら下がってた。これくらいはいいと思うけど、暢子達がお父ちゃんに歌子を助けてほしいと叫んでいる、多分「視聴者の皆さーん、お涙ちょうだーい!」のシーンで、賢秀がゴリに、

 

お前もやれ!!

 

ゴリも叫ぶ。

…てそんなコント要素いらなくない?

 

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まもるちゃんも歌子の回復を賢三の墓前で祈ってくれていた。一言も台詞のなかったまもるちゃんが叫んでいないことをゴリが指摘すると、「あの人はまもるちゃん!!お母ちゃんと同じ収容所で、わかるだろ!」

 

いや、わからんわ(ゴリは)

 

まもるちゃんも沖縄戦でとても大きな心の傷を負い、発語できなくなるほどだったことが賢秀からクソ適当に語られた。「やんばるちむどんどん」のお客さん第一号として来店し、「はぁ、まーさんやー」としみじみと一言だけ台詞を発した。

 

まもるちゃん、ずっと登場してたんだから、もっと早く、誰かの台詞一言でいいから、言っておけばよかったのに。ずっと「一言も喋らない謎の人物」扱いだった。

 

202X年にワープ!人多すぎ!

 

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いよいよ最終回。

お父ちゃんのお仏壇(トートーメー)の前に花がふたつ。まさか歌子は…?とは誰も思わなかっただろうけど。

 

202X年て何?!

 

1985年からワープ。無駄に私の年齢を当てはめると、私は1986年生まれなので、生まれる前年から34〜43歳に飛んだことになる。すごい歳月だ。

 

だが、皆1ミリも老けてない。

ちょっと白髪にしてみましたよ程度。

 

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暢子は1954年生まれ。

202X年とか面倒なので、放送年である2022年とすると、68歳。xなので9まで入れられる。2029年とすると75歳!賢秀、智、和彦は同学年かつ暢子の4歳年上なので、79歳!

 

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↑202X年、70代後半の和彦。良子とLINE。

画面はLINEだったが台詞はメール。

NHKだからかな?

「香水」の歌詞はオッケーだったけど。

 

いくら何でも全員若すぎる。

 

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最終回には、暢子ら四兄妹の子供時代を演じた子達が孫役として再登場。これはいい。いいけど、人数はとにかく多いわ、孫どころか子供の情報も少ないからもう何が何やら誰が誰やら。

 

というわけで整理してみた。

 

  • 青柳和彦・暢子

 

子供は青柳健彦ひとり。健彦と妻との間には娘が三人。次女のみ「未来」と名前がついていて、夢はパティシエ。もちろん暢子役だった子が演じた。三姉妹の次女設定にしたのは、祖母の暢子と同じだからかな。

 

  • 比嘉賢秀・清恵

 

子供は比嘉賢太ひとり。最終週の暢子レターの中で赤ちゃんだったが数日で妻子持ちになった。賢太と妻の間には息子1人、娘1人。賢秀の孫を演じたのは賢秀役だった子。大人になっても賢秀がここぞというときにつけていたバンドを頭につけていたが、暢子は「何それ?」と存在を忘れていた。

 

  • 石川博夫・良子

 

子供は晴海ひとり。夫婦共に校長まで勤めた。晴海と夫の間に娘1人、息子1人。娘は良子役の子。家族写真では博夫の70代後半設定は無理がありすぎた。晴海が小さいときに行くはずだったハワイ旅行の旅費を暢子の開店資金にしたせいか、海外旅行実現は銀婚式のときだったらしい。

 

  • 砂川智・歌子

 

ここがいちばん謎。

子供は1人のようだが、歌子が出産したことはナレーションや暢子レターですら語られなかったため、子供が息子か娘かは不明。家族写真には息子夫婦または娘夫婦と孫は男女1人ずつ。男の子のほうが背が高いこと、歌子が末っ子であることから、歌子の孫娘が妹かな?そして、歌子はここ10年風邪ひとつひいてないらしい。

 

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(左の子が暢子の孫、未来)

 

クレジットには、孫で名前が出ているのは健彦の次女・青柳未来のみ。未来以外は未来の姉、未来の妹。暢子の子供時代を演じた子はヒロイン扱いを受けたのかも。他の子は名前もなく、賢秀の孫、良子の孫、歌子の孫だった。

 

お父ちゃんとお母ちゃんには、暢子に孫3人、賢秀に孫2人、良子に孫2人、歌子に孫2人の計9人のひ孫が誕生。賢三・優子夫妻には子供が4人いて孫も4人だったので曾孫は少なめ

 

ここで集合写真撮ってハッピーエンドでよかったのだけど…ちょうどお母ちゃんの誕生日だったしね。海外留学とパティシエを目指す暢子の孫の未来がケーキを作ったとかにでもしてね。

 

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(70代の娘、息子を持つひいばあちゃん)

 

ところがラストシーンは…

 

え?何で戻った?ていうか怖い

 

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「これは、あるやんばるの家族の物語です」か何かナレーションが入って、202X年から暢子が高校生の時代にタイムスリップ。ウチだけ料理を作るのが嫌だとか、暢子の内定取消とか、貧乏で夕食がお粥(ボロボロジューシー)だけとかだったあの頃だ。

 

さっきまでじいさんばあさんだった優子、賢秀、良子、暢子、歌子がビビるほど若返った。暢子と歌子が高校の制服姿なので、1971年に戻った。4人で食卓を囲み、「テビチも作って」「イカスミジューシーも作って」という兄や妹に、暢子は笑顔でうん、うんと言っている。

 

そして、ラストシーンはあのいつもの木からシークヮーサーをもいで食べて、カメラが引いていく。おわり。

 

お父ちゃんは202X年のお母ちゃんの誕生日会で、暢子にだけ聞こえるハッピーバースデートゥーユーを歌っていた。お父ちゃんが生きているところまで戻すと、暢子らが子役になってしまうので、借金まみれで進路も決まっていなかった高3に戻したのかもしれない。

 

え…?

そんな平和な食事風景あった?

 

と、正直なところラストシーンが何か謎を通り越してちょっと怖いぐらいの感じで「おわり」。

 

ちむどんどんしなかったけど

 

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最終回まで見て、今の気持ちは…

 

謎の義務感で配信終了までに一気見する生活が終わった〜という感じ。本当にいろんなケチがついたドラマだったと思う。謎も多かった。でも、見たのは自分なので、特に後悔してるとかはない。

 

あと、やっぱり20年以上前の作品なのに、ちゅらさん超えはならなかったと思う。パクり?みたいなところも多かった。

 

でもね、最初に「ちむがどんどんしない話」のときに書いたように、朝ドラのヒロインってこんなもん。ヒロインはどんなピンチに陥っても周りが助けてくれる。だからこそ「ヒロイン」

 

毎回タップで飛ばしてたけど、オープニング曲の「燦燦」はよかったと思う。劇中で流れたときしか聞いてないけど(笑)

 

夜中に目が覚めて、「うわぁ暇〜!あっ、今週ちむどんどん見てない」ていうときには素晴らしい暇つぶしでした。

 

舞いあがれ!

 

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さて、今日から放送の2022年後期朝ドラは、

 

「舞いあがれ!」

 

ヒロインは福原遥

まいんちゃんで有名だとか。

プリキュアの声優も担当しました。

 

舞台は東大阪。長崎の五島列島も出てくるとか。ヒロインは東大阪町工場の娘として生まれ、パイロットを目指すというお話。

 

ということは…

多分キャストの多くが大阪弁を話す

 

ヒロインの父は高橋克典、母は永作博美、兄は横山裕。このうち、完璧な関西アクセントで話すのは横山くんだけかも。

 

東大阪の人々」には山口智充くわばたりえ又吉直樹などこの人達なら大丈夫!という関西出身のキャストの名前もたくさん。

 

だからこそ、大阪弁のアクセント、イントネーションがちょっと…という人がいると、余計に目立つ。関西のことばは、アップダウンが多いんです。標準語(共通語)から考えると、そこにアクセントがつく?という単語がたくさん。

 

そういえば、「ちむどんどん」の沖縄キャストの台詞、たまに、え?てなるほど完全な関西弁に聞こえるときがあった。お父ちゃん、智、良子、博夫らの台詞が「今のって関西弁じゃない?」となったことが何度も、いや毎週1回くらいあった。あれ一体何だったんだろう?

 

「舞いあがれ!」にも大阪弁がめちゃくちゃおかしい人が誰かは出てくるんだろうな。

 

見るかどうかは…未定!!