次女の演奏会に行ってきた。
幼稚園のビッグイベントのひとつ、演奏会。
今年も色々あったなぁ…
咳と高熱、どうなる演奏会?
去年も罹って重症化したRSウィルスに感染…初感染で入院まで勧められた去年よりは軽かったものの、数日続いた高熱と、長引く咳。私が知らなかっただけで、幼稚園でRSウィルスが大流行したらしい。
大きい病院に行くとすぐに検査をしてくれるので連れて行くと、RSウィルス陽性。新型コロナウィルスを含め色々なウィルスの検査が一気にできるようになっていたらしく、検査結果の用紙を見るとずらっと書かれた感染症の中でRSウィルスだけが+(陽性)となっていた。
幼稚園に連絡し、10日以上の出席停止。
登園許可の証明書が貰えたのは、演奏会まであと5日しかないときだった。演奏会まで咳が続いたら…と不安になったが、咳き込むようなことはなくなり、本当のギリギリで治ってホッとした。
でも、これでは練習期間が短すぎて、合唱は何とかなっても、慣れない楽器を演奏するのは無理かもなぁと思った。出られただけでいい、ありがたいと気持ちを切り替えた。
大好きな歌「にじ」
年少の音楽会は、時期が例年とは違った。もしいつもと同じ時期だったら、RSウィルス重症化で出られなかっただろう。
いつもとは時期が違った昨年度の演奏会、年少は合唱だけなので、次女のクラスは「にじ」を歌うことになっていた。すぐに覚えて家でも楽しそうに歌っていたが、コロナ流行のため、歌は歌わず、鍵盤ハーモニカも使わないことになり、全員マスクをして打楽器を無言で演奏…残念だけど、仕方なかった。とても楽しみにしていた「にじ」の合唱は幻に。
「とても聴きたかった」と以前このブログにも書いたが、今年の演奏会では、年中組全員での合唱曲に再度「にじ」が選ばれた。…ちなみにそれも、幼稚園から帰ってきた娘に「演奏会では何のおうた歌うの?」と聞いても毎回答えが変わるから、なかなかわからなかったけどね(笑)
ラララ にじが にじが そらにかかって
きみの きみの きぶんもはれて
きっとあしたは いいてんき
きっとあしたは いいてんき
念願叶って、次女が歌う「にじ」が聴けることに。長女在園中は、年中組全員が舞台に出てきて英語の童謡を歌い、二番は鍵盤ハーモニカ演奏だった。毎年全く同じで、「うちの幼稚園は英語の授業をやってます!」と自慢げな割に、誰が教えたらこうなるのかとビビるほど発音が悪くて、こんなんだったら年中組も普通の合唱にすればいいのに…と正直思っていた。
変更して大正解だと思う。
来年度以降の年中組も、子供達が楽しく歌える合唱曲にしてあげたらいいんじゃないかな。あの謎すぎる英語よりは…
短期間で練習できる?木琴。
次女は木琴の担当に決まった…ことがわかったのは出席停止中だった。全然練習できてないけど、大丈夫?と思った。ただ、もう演奏会に出られただけでいい。周りのお友達と全然違うことをやっていても、楽しそうに合奏に参加してたらいいかなと思うようになった。
そして、長女はほぼ毎回(年長のクラスごとの合奏以外全て)鍵盤ハーモニカ担当だったので、次女が木琴を叩く姿を見るのが楽しみでもあった。
先生はすごく大変だったと思う。園長が挨拶で話していたが、RSウィルスが大流行したときは、「この子が治って幼稚園に来てくれたと思ったらあの子が感染して欠席になった」…皆が揃う日がほとんどなかったらしい。
幼稚園の短い保育時間だけで練習させて、誰かひとりにかかりきりになることもできない中、4歳の子供25人くらいに楽器を教えて合奏を仕上げるなんて、私にはとてもできないので、尊敬しかない。
合奏が始まると、次女は普通に木琴を叩いていた。次女が幼稚園でまともに木琴の練習ができたのはほんの僅かだったと思う。叩かずにバチを滑らせるグリッサンドでは、踊りかと思うほど高い位置までぐぃーん!!とバチを上げていて面白かった(笑)
長女が毎回鍵ハモだった理由
長女は、合奏が2曲になる年長組以外、毎回鍵盤ハーモニカ担当だった。鍵盤ハーモニカは全員買わせられる私物だし、年中組の英語の歌の2番で全員吹くし、学芸会でも全員で吹いたし、年長の演奏会でも全員での鍵盤ハーモニカ演奏がプログラムにあった。
つまり、見慣れている。
演奏会でしか見ないような木琴やグロッケン、太鼓やシンバルに選ばれないのはどうしてなのかな?と思っていた。いや、別に何の楽器でもいいけど、不思議だった。
次女の演奏会の練習が始まる頃、クラス便りに「何日までに鍵盤ハーモニカを持ってきてください」と書かれていた。私はその時点では「ああ、毎年恒例のプログラム1番の練習ね」と思っていた。
拭き口やチューブの清潔を保つためのハンカチを毎日持たせていたが、ある日を境に持って行かなくてよくなった。ん?やっぱりコロナの影響もあるし、鍵盤ハーモニカ演奏は無しになったのかな?と特に気にしていなかった。
演奏会直前に持ち帰ったプログラムを見ると、毎年恒例の英語で「合唱+鍵盤ハーモニカ」はなくなり、全員での合唱とクラスごとの合奏になっていた。そのため、鍵盤ハーモニカ担当にならなかった次女は、途中でハンカチが必要なくなったのね。
合奏の担当楽器を決めるとき、先生が最初に使うのは、全員が持っている鍵盤ハーモニカなのだろう。ピアノを習っている子、習っていなくても「口で吹きながら鍵盤を弾く」という今考えたらなかなかに難しい鍵盤ハーモニカ演奏を、教えればできる子にメインメロディーをさせているのかも。
長女はピアノを習ってはなかったけど、鍵盤ハーモニカができたからいつも担当してたのかも(笑)卒園してだいぶ経ってから気づいた。
「えー!これ、買うの?」などと長女が年少のときに驚いた鍵盤ハーモニカは、長女が幼稚園で使い、二年生までは小学校でも使い、今は次女が使っている。次女も入学後にも使うだろう。幼稚園の行事でしか使わないのに?などと思ったが、ここまで使えたらもったいなくも何ともなかった。
(↑私の保育所や小学校では買うことがなかったので、個人で買うの?と驚いた)
演奏会、静かに見ようよ…
もう、これ毎回思ってる。
演奏会も、学芸会も。
幕が上がってライトがついて、
合唱や演奏をしてるときだけでいいから、
黙ってほしい。
映画館で映画観るときでもそんなに喋るの?と思う。まじで何でそんな普通の音量で私語ができるの?というか、開演前の諸注意がまずおかしい。「演奏の妨げになるから携帯の音を鳴らさないように」に続いて、
「感染症防止のため、ホール内での会話はできるだけご遠慮くださいますようお願いいたします」
できるだけて何?!
コロナがあろうとなかろうと、「演奏中は私語厳禁」が普通でしょ。何よりも演奏の妨げになってるわ、クッソうるさい…
我が子だろうがよその子だろうが、幼稚園の子供達が練習して、緊張しながら大きな舞台で歌ったり楽器の演奏をしてるときに喋るのは、普通に考えて
アカンやろ。
さすがに、開場から閉会までずーっと呼吸だけして黙っとけとは思わない。プログラムごとに暗転して先生方が楽器のセッティングをしたり、子供達を並ばせたりしているあいだ、結構な時間がかかる。
せめてそのときに喋って?
そのときでも、普通なら小声で「トイレ行ってくるね」程度しか喋らないだろうけど、そんなんもう無理だと思うから、せめて幕が上がって演奏してるときだけは静かにして!!頼むわ!!百円あげるから!(笑)
あと、園長が「お父さんお母さん、見にきてるお兄ちゃんお姉ちゃん!静かに見て!!」て注意すればいいのに…
デカくていいのは拍手だけ!
あと、二学期には運動会があるので、徒競走とかリレーとか、思う存分デカい声で応援してあげたらいいと思うわ。
抽選で決まった座席だからどうしようもないけど、隣の家族連れがうるさすぎてイライラした。出演してる子より年上の子供と来てて、喋る喋る!うちのビデオにあんたらの声入りまくってますわ!ていうか、そこに座ってるってことはアンタの子供の出番中ですよね!喋る?!見てやれよ聴いてやれよ!!
………と内心キレてたら顔に出てたみたいで、周りの座席の人達が「この人(私)めちゃうるさがってるやん」と思ったのか、しーっ!!とか言ってたわ。
平和な演奏会のために。
コロナが少し落ち着いてきたからか、二部制ではあったものの、昨年度の行事までの「とにかくさっさと帰れ!」はなくなり、
最後まで帰らないでください
↑復活↑
もちろん、行事は最初から最後まで見れるにこしたことはない。小さい学年の子たちも頑張ってるね、年長さんはすごいね、静かに微笑ましく皆がそう思ってホール内にいられれば。
私は一度、年長組の親をやってみて思った。
(長女のときのことね↑)
自由解散にしたほうが平和。
全学年でやっていたコロナ前も、二部制にした今回も、演奏が終わった学年の子は保護者席に戻ることになっている。その子が座る席、ないけどね。開始前、隣の親御さんは「あー、今回帰ったらアカンのかぁ」とめんどくさそうだった。
長女が年長のときは全学年でやっていたので、凄まじいうるささだった。年長組の子の親兄弟以外、正直別に興味ないし…が本音だろう。私もそうだからわかる。
それに、今年の年長組の子供達は、まともにできた行事がないくらいコロナの影響を受けた。年長組の家族の人のためにも、まだ感染者が出ているコロナのことを考えても、
人は少ないほうがいい。
ちなみに、私は長女在園中、年長組以外の行事は理由をつけて帰ってた(笑)次女が入園してからの行事は「早く帰ってください!」だったり、見に行ける保護者の数が少なかったりで途中で帰る必要がなかった。
年中組の合唱、隣のクラスの合奏、次女のクラスの合奏が終わった時点で次女が保護者席に戻ってくるので、ホールを出て喫茶店に行った。終了予定時刻ちょい前に戻ったら、ちょうど全プログラムが終わったところで、最後までいないと渡しませんとか以前言われた記念品(全然いらん)をちゃんと貰い、帰った(笑)
あ、クソ高いのに出来が微妙すぎるDVDは長女入園から毎回欠かさず買わせてもらってるので、他のクラスの歌や演奏は自宅で娘達とのんびり見させていただきますね!!
…とまあそんなわけで、毎年しんどすぎる幼稚園のビッグイベントその1が無事終了。(他人の私語がバリバリ入ってはいるものの)最後列からでも、我が子の立ち位置がわかっていなくても、指定座席から見て逆側で娘が木琴叩いてても、すっかり慣れたビデオ撮影はまあまあそれなりに撮れたので、
自分にお疲れ様と言いたい。
そんな、お話。