眠れぬ夜のひとりごと。

タイトル通り、眠れない夜の暇潰しにやってます。半分寝てて誤字多いです。

親知らずを抜いた話。

左上の親知らずを抜いた。

 

気がついたら一部欠けていたのと、具体的にどこがというわけではなかったが夜になると地味に歯が痛いなぁと思い、台風による大雨の中、ガラ空きの歯医者に電話して行ったら、親知らずとその隣に根だけ残っていた歯を一撃で抜歯することになった。

 

ちなみに私は歯がめちゃくちゃ悪い。親知らず以外の永久歯を、すでにもうこの年で6本も失った。父も同じように歯が弱いのだが、歯の質や強さも遺伝するのかなと思う。

 

抜歯自体は慣れたもの…というか本来慣れるようなものじゃないけど、怖いとか思わないので、『じゃあ、抜いてください』と即答。

 

すると、歯科医の先生が『これだと、骨まで穴があいてしまうかもしれないから』みたいなことを言い出し、何やらオオゴト感が漂ってきた。レントゲンを取ったら大丈夫そうなので、とりあえず麻酔をして普通に抜歯しますねと言われ、抜歯開始。

 

ところが、親知らずというのは奥の奥にあるためか、顔を右側に向けて、普通なら『口を開けて』と言われるところ、『口をもっと閉じて』と言われ、閉じたら思いっきり左側に引っ張られ、唇の裏側の筋みたいなやつがちぎれるんじゃないかと思うほど痛かった。

 

何をやっても抜けず、ついに先生が普通の抜歯を諦めたらしく、こう言った。

 

『歯茎をメスで切って

歯を分割して抜いて

あと縫いますね』

 

それ一番恐れてたやつよね…(泣)私のどっちだか忘れたが下の親知らずは水平埋伏智歯といって、歯茎の下に埋まり、おまけに横を向いているため、抜くとしたら口腔外科で『切開粉砕縫合』しかないと言われていた。

 

親知らずを口腔外科に入院したり全身麻酔で抜いた人の体験談ブログを読んでは震え上がり、放置を決め込んでいたのだが、一般的に下よりもスポッと抜けると言われている上の親知らずでそんなことになるとは予想もしておらず、

 

激ビビり。

 

だってどのブログにも、顔がめちゃくちゃ腫れたとか一週間痛かったとか口が開けられなくなったとかゼリーみたいな食事しかとれなかったとかそんな激烈怖い文章が書かれていたのだから。しかもその人達の大半は、一般的な『歯医者さん』ではなく口腔外科や歯科大学病院で、しかも入院までして抜いているという…

 

ちなみに、私は子供二人を帝王切開で出産している。帝王切開はお腹を切る手術ではあるが、

 

正直…

この抜歯のほうが恐怖

 

実際にそれを『帝王切開より怖いです…』と歯科衛生士さんに伝えた(笑)

 

でももう始めてしまったものは仕方ないので、麻酔が効いている中、メスで歯茎を切られ、骨を削られ、歯を分割して抜いて、何か紙みたいなやつを入れて、釣り糸?みたいな太い糸で縫われた。本気で怖かったし、何かの度に体がビクッとなった。

 

『痛み止めはロキソニンでいいですか?』

 

と言われたので、出せる中でロキソニンが一番強いですか?と聞くとボルタレンがあるということでそれを出してもらい、麻酔が切れないうちに、会計のあとに紙コップに水を貰ってボルタレンを飲んだ。

 

麻酔が切れたらどんなに痛むのか。

とんでもなく頬が腫れるのだろうか。

痛みにのたうちまわるのだろうか。

口が開かず食事もできないのだろうか。

 

大雨の中、歯医者と自宅の間にあるスーパーでゼリー飲料とレトルトのお粥を買って帰り、バカなことに食前に歯医者に行ってしまったので、抜歯から1時間ほどして食べられるものを食べ、普段飲んでいる薬を飲んで早々に寝た。

 

夜中に痛み止めが切れてエグいかな…とか色々考えていたが、拍子抜けするほど痛くなかった。が、朝起きたら、枕カバーのそのまた上からかけている枕パッドに血がベッタリついていた。口から血を流して寝ていたのかと想像すると、なかなかにホラーだった。顔も腫れなかったし、痛み止めも途中から『別にいらないな』と飲まなかった。

 

そして、昨日は消毒に行ってきたが、

特に問題はないらしかった。

 

ちなみに出産のときの帝王切開は、私の場合予定帝王切開といって日時が決まっていたし、早く出産したいという気持ちもあったので、そこまで怖くなかった。でも、いきなり『歯茎切って骨削って縫います』は心構えが全くできていなかったので、激ビビりしたのだった。

 

私はいつも最悪の最悪を想像して物事に臨み、『なんだ、想像よりはマシだったな』と思うタイプなので、一人目帝王切開が決まったときも、『麻酔が効かなかったり途中で切れたら…』とかなんとか想像?妄想?して、終わってみたら、

 

『何だ、こんな感じか』

 

となる。いや、確かに傷口は痛かったし、無事子供が生まれた後の縫合のときは鎮静剤で眠らせてくれるのだけどそれも全く効かず、吐き気はするわガッタガタ震えるわとエグかったのだが、自分が想定していた最悪の最悪よりは全く平気だったのだ。二人目のときはヘラヘラとまではいかないが、麻酔が効いた頃に吐き気がした以外は普通に何かの検査くらいの感覚でいた。

 

しかし、今回の親知らず抜歯は、提案がまず突然で、まさかそんな切開とか何とかになると思ってもなかったし、上だからスポッと抜けると思ってるものだから、本気でめちゃくちゃ怖かった。

 

ただ、処置後のことは最悪の最悪の想定の他、体験談ブログを読んでいたので、ゼリーを買い込むとかさっさと痛み止めを飲むとか、対処はできたせいか、想像より全然痛くなかった。

 

ゼリーはウイダー(ていう名前じゃなくなったらしいけど)に飽きたので、こんなのをスーパーで買った。

 

 

ローズピーチ味って書いてたけど、ローズ感はなくむしろぶどう味っぽく、普通に美味しかったので、今日また買いに行ってきた。ウイダーinゼリーのほうは栄養素が入ってるから、そっちのほうがいいんだろうけど、結果…別にゼリー以外も普通に食べられるレベルだったのでどっちでもよかった(笑)

 

そこまでへばりついて普通には抜けなかった親知らず、ぜひ見たかったけど、分割・粉砕されまくっていたので見ることはできなかった。その隣の残根状態のほうは見たけど、なかなかにグロかった。

 

ライオン チェックアップ スタンダード 1450F 135g

ライオン チェックアップ スタンダード 1450F 135g

 
ライオン チェックアップ ジェル ミント 1450F 75g

ライオン チェックアップ ジェル ミント 1450F 75g

 
コンクール ジェルコートF 90g

コンクール ジェルコートF 90g

 

 

一応アクアフレッシュとかNONIOみたいなスーパーやドラッグストアで売っている歯磨き粉も持ってるけど、歯科専売品を会計のときに買ったりAmazonで買ったりして使っている。歯ブラシも歯科で買ったピセラっていうのを使用。『よく磨けている』『歯石もほとんどない』と言われる。ここまでしているのに…

 

それでも、

私の歯はボロボロだ。

 

とりあえず、子供達の歯は守るべく、仕上げ磨きは欠かさない。下の子はまだ小さくてうまく磨けていないかもしれないが、上の子は6歳まで今のところ虫歯無し。

 

ライオン チェックアップジェル バナナ 60g

ライオン チェックアップジェル バナナ 60g

 

 

子供達にはこれ。私が使っているチェックアップジェルのバナナ味。もう何本買ったことか。他にもピーチ味とかグレープ味があり、買ってみたこともあるが、なぜか長女はそんなにバナナが好きなわけでもないのに、このジェルだけはバナナ一択らしい。フッ素の量はこのバナナ味がいちばん少ないらしく、下の子にも使えるからいいんだけどね。

 

6歳の長女は生え変わり期。まだ2本しか抜けてないけど、次の歯からはもう二度と生え変わらず一生自分で守り抜いていかなければならないことはしょっちゅう説明し、この母のようにはならないようにと話している。遺伝は怖いが、できることはやるしかない。

 

私の左上親知らずとその隣は、もう一度消毒に行って、その後縫った糸を抜くらしい。それも地味に怖いけど。何か縫う前に紙みたいなやつ入れ込まれてたし…あれはまた引き剥がすのだろうか。

 

とにかく我が子にもよその子にも誰にも彼にも言いたい。

 

歯は大事にしてね

 

さて、今また朝食がわりに美膳食ゼリーを飲んだので、抗生剤を飲んでジェルで歯を磨きます…